13話 ページ14
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やはり中学でも2人がいないとあっという間だった。
卒業まで私は変わらず凌ちゃんと一緒にいた。
研二くんたちが卒業したあと、毎日のように凌ちゃんが家まで送ってくれた。
日によってはお家で一緒にお菓子作りをしたり、凌ちゃんが気になっている近所のジムのお兄さんの話を他の女の子たちと一緒にしたり。
なので、何度か凌ちゃんといる時に研二くんと遭遇したことがある。
凌ちゃんは研二くんと話したことがないので一応会釈だけしてた。
なぜか凌ちゃんは毎回悪寒がする、と言ってたけどその時は変わらない優しい研二くんだった。
研二くんが変わってしまったのは私が2年生になった年の10月頃。
初めて家に女の子を連れてきていた。
すれ違った時、研二くんに目を逸らされた。なぜかすごく苦しそうな顔をしていたのでよく覚えてる。
寂しかったし驚いたけど研二くんも男の子だししょうがないよね、彼女さん可愛いかったし。
なんて凌ちゃんに話したら、あの彼女の後ろ姿、Aにそっくりねなんて言われてびっくり。
けどその後にもっとびっくりすることがあった。
研二くんが連れてくる女の子が早いスパンで変わっていたのだ。
今まで見ただけで5人はいた。
女の子を大切にしている素振りは見えるのだ。
だからこそ、なぜそんなに続かず新しい人になるのかも私にはわからない。
『あの男タチ悪いわね…。こじらせ過ぎよ』
1番最後に彼女さん見た時に凌ちゃんが言ってた。
｢そんなに？｣
『アンタ見ててわかんないの！？好みわかりやすいでしょ。』
言われて見れば、わかる気もした。
｢...みんな目クリクリで、色素が薄目で髪が長いよね！｣
『前言撤回。あの男可哀想だわ。』
｢え｣
『あの男が連れてきてる女みんっなアンタの劣化版みたいなやつらよ？』
劣化版なんて、めちゃくちゃ失礼なこと言うな。
｢そんなに似てる？｣
『特に雰囲気はそっくり。人数重ねる毎に見た目までどんどん似てきてるわよ。』
｢そうなんだ、私のことは避けるのになんでだろうね。｣
『.....さあね』
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・
私が高校に入学しても研二くんは変わらなかった。
私も気まずくなってしまって、研二くんを避けるようになっていった。
登下校は結局凌ちゃんとしている。
研二くんと登下校が出来なくなって、じんペーくん1人に頼るのも申し訳なくなったからだ。
あ、それでもじんペーくんとの仲は続いている。
普通に良好である。
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そば粉(プロフ) - ヨザクラさん» ありがとうございます！！これからもソワソワしていただけるように書いていきます！警察学校組登場まであと少しお待ちください！ (2022年6月3日 8時) (
レス) @page18 id: 16cd9ffa67 (このIDを非表示/違反報告)
ヨザクラ(プロフ) - とても面白いです！続きが気になってソワソワします！全員にフラグ立ってーーー！！！頑張ってください！楽しみにしてます！ (2022年6月2日 9時) (レス) @page14 id: f4c5d262a2 (このIDを非表示/違反報告)
そば粉(プロフ) - ひええそんなこと言ってくださる柑橘類様尊すぎませんか(？)ありがとうございます！！そのお言葉がモチベーションになります！！！ (2022年5月31日 0時) (レス) id: 16cd9ffa67 (このIDを非表示/違反報告)
*柑橘類*＠馬鹿同盟(プロフ) - えっ尊いですね(？) 応援します！ (2022年5月29日 19時) (レス) @page6 id: dcab7e85b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そば粉 | 作成日時：2022年5月27日 11時
