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発砲音と共に天竺の奴が倒れる。

仲間割れ…なのか?


もう一度稀咲がしにかけの奴に発砲すると

イザナはソイツを庇って自分が撃たれた。


地面に仰向けになったまま動かないイザナ。

その隣に最初に撃たれた鶴蝶が倒れ込む。

稀咲も座り込んでいるとパトカーのサイレンが聞こえる。


マイキー『みんなは逃げろ。この場は俺がどうにかする。』


そういうマイキーに天竺の奴らが

ここは俺らが居るからお前が逃げろと説得する。


林『お前なにしてんだ!行くぞ!』

「ご、ごめん。」


武藤さんと三途は捕まるのだろうか。

俺はぺーやんについて行った。


.


林『ここまで来たら大丈夫だろう。』

「ありがとう。」

林『イザナと鶴蝶、助かると良いな。』


今回の抗争関連で亡くなったのは

マイキーの妹、イザナ、稀咲 らしい。


「稀咲は跳ねられて…だっけ?どうせなら撃たれろよ。」

三途『お前そんな奴だったな。』


三途は綺麗に笑っていた。

アイツは警察が来る直前に

武藤さんに逃がしてもらったらしい。


「お前なんで天竺に行った?俺に飲ませるはずだったのを自分で飲んだって事にして残れば良かっただろ?」

三途『お前向こうで暴れそうだから怖ぇんだよ。』

「まあ、暴れねえとは言いきれないけどさ。」


ぺーやんと別れ帰宅すると

門の前に三途が居た。

喧嘩する為に来たのかと思い警戒していたら

(かくま)ってくれと頭を下げられた。


俺の父親は元暴走族でその辺は理解してくれて

母親は俺の初めての友達だと紹介すると歓迎してくれた。


三途と一緒にいるので集会に参加出来なかったが

東京卍會は天竺との 関東事変 を最後に

解散になったらしい。


三途『もうソレ(東卍特服)もコレ(天竺特服)も着ねえな。』

「おう。」

三途『次はどんな特服を着るんだ?』


楽しそうにニヤッと笑いながらそう聞く三途に

俺も笑いながら答える。


「マイキーとドラケンとお前がいるチームの特服なら例えダサい特服でも着るさ。」

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ラッキー東卍

松野 千冬


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作者名:場地の八重歯 | 作成日時:2021年9月11日 6時

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