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天竺が居る場所へ向かう。

少し遅れたが天竺は全員揃って待っていた。


俺が参戦して来ると思わなかったのか、

武藤さんと三途は目を見開いていた。


武藤『千國は1発で仕留めろよ。』

三途『?』

武藤『仕留め損ねたらお前の負けだ。』


武藤さんに軽くネタばらしされたが

みんな分かっていないようなので良しとする。


最初のタイマンでぺーやんが圧勝した。

その波に乗って東卍は天竺相手に突き進む。


俺は乱闘には参加せずゆっくりこちらへ歩いてくる

武藤さんと三途を向かい入れた。


武藤『お前なんで来た?』

「東卍の危機です。」

武藤『弱いのに負けに来たのか?』

「居ないよりはいる方がいいと思って」


ニコッと笑うと三途が殴りかかってくる。

もちろん顔面に受けてぶっ飛ぶ。


武藤『三途、なんで全力でやらなかった?』

三途『え、』


俺が立ち上がると三途は驚く。


「お前よくも顔狙っちゃってくれたなぁ?」


2人の元へ走って行き三途へ飛び蹴りした。


三途『お前、なんでこれを隠してた!?』

「隠す?勝手に俺を"守る対象物"として扱ってきたのはお前らだろうが。」


三途から次の攻撃を受けぬよう

動きながら三途の身体色んな所に攻撃をしかける。

俺の身体は普通の人よりは小さい。

だから攻撃を受ける的が小さくなると言うことで

三途はかなり苦戦しているだろう。


ただ俺の弱い所は


「ヴッ。」

ドサ


動きの先を読まれると弱いままだという事。


武藤『悪ぃな三途。ただ千國にも学んで欲しかったんだ。動きのレパートリーが少なすぎるってな。』

「!」

武藤『お前が初めて暴れた時も教えたよな?絶対に読まれねえ動きをしろって。あとお前防御力が欠けすぎてるぞ。』


立ち上がる事の出来ない俺は

武藤さんと三途の背中を眺める事しか出来なかった。

6→←4


ラッキー東卍

松野 千冬


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作者名:場地の八重歯 | 作成日時:2021年9月11日 6時

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