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さとみくんの我慢 ページ9

さとみくんはジェルくんと付き合ってます！
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〜さとみsibe〜
今日はみんなとライブのリハーサル！
頑張るぜ！
と言いたい所だが、
…頭いてえ…
体もだるいし、風邪かよ…
さ｢はぁ…｣
一応熱測っとくか〜
ピピピピー
んーと、
うわ…37,5かー、微熱だなー
みんなには言っとくか、


さ｢おはよー｣
こ｢遅い！｣
さ｢ごめん…あれ、なーくん来てないの？｣
り｢うん、珍しいよね〜｣

そんなとき、
がたっ
な｢はあ、はあ、ごめっｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ｣
ジ｢え、なーくん風邪！？｣
な｢うん、そうみたい。ごめんね、｣

なーくんもか…

る｢いいですよ、
　みんなで看病しましょう！｣
り｢そうだね〜｣
こ｢熱は？｣
な｢38,8…｣
さ｢高いね…今日は休んでなよ。なーくん、働きすぎだから、ね？｣
な｢うん、みんな、ありがとう｣

この感じだと言えないな〜
まあ、へいきっしょ！



この考えが甘かったことに、俺はまだ気づいていなかった。



ジ｢さとみー、スポーツドリンク買ってきてー｣
さ｢わかった(｀▽´ゞ｣

俺は近くの自動販売機に向かう。
スポーツドリンクを買ったのはよかったのだが、熱が上がってきたのか、立ちくらみがした。
さ｢…っ…｣
遅くなったら、なーくんに迷惑をかけてしまう。
急げ。でも体は言うことを聞かない。
早く…

さ｢ジェル…これ…｣
ジ｢さとみ、楽屋から自動販売機までそんな遠くないよな？なんでそんな遅いん？｣
さ｢え、ごめっ…｣
ジ｢さとみはもういい｣
さ｢え…｣

迷惑かけてしまった…

る｢いくらなーくんが心配でも、言い方がありますよね…さとみくんの彼氏なのに｣

るぅとが慰めにきてくれた。

さ｢でも、俺が悪いから…ジェルは悪くないよ。仕方ない。｣
る｢そうですか…？｣
さ｢うん、ありがとう｣
る｢いいえ〜｣

るぅとは優しいな…
本当良いメンバーだな〜
　
あ、ジェルの飲み物なさそう…
なーくんの看病で手一杯なんだろう。
ジェルの好きな飲み物買ってくるか〜


さ｢えーと、これかな、｣
買い終わって、歩こうとしたら、急にフラッとした。
あ、やべっ…と思ったときには、体が床に打ち付けられていた。
さ｢はぁ、はぁ…ジェル…｣
来てくんねーかなぁ…

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