12 ページ12
・
・
・
悩んでいる時間も勿体無いとうことで、ほぼ即決。
さすがに学校の少し前で降りて歩いたけど。
寝坊したのに、いつもと同じくらいの時間に学校に着いた。
涼介の後ろに乗っていただけだから楽ではあったけど。
・
・
・
・
先生が見張りで立っていたので、途中で降りておいてよかったとホッとした。
A「ありがとう。またお礼するね。」
涼介「ん。」
自転車置き場に向かう涼介と別れて、丁度先にいたユキのところまで走った。
・
・
・
・
ぽん、と後ろからユキの肩を叩く。
振り返ったユキが私を見てニヤニヤしていた。
A「...どうしたの。」
ユキ「いや?そうだったんだ〜って思って。」
・
・
・
・
なんの話だ?と首を傾げたら、グイ、と腕が引かれた。
ユキ「やまだくん。」
A「...え?今日はただ私が遅刻しそうだったから。」
だから別に私たち幼馴染にはなにもないよ、と訂正する。
・
・
・
・
ユキ「なーんだ。相変わらずつまんないなあ。」
なんて口を尖らすユキに顔をしかめた。
つまらないもなにも、本当になんにもないんだからしょうがない。
靴を履き替えて教室へ入る。
・
・
・
・
ユキ「今日4限目体育なの忘れてたー。」
時間割変更で他クラスと合同体育なのを思い出す。
「1組と一緒らしいよ!」
と、女の子が騒いでいる声が耳に入る。
・
・
・
・
ユキ「だって。」
A「だってって...だからなんにもないんだってば。」
あんなに人気者の涼介が私を相手にするわけがないし。
体育が嫌いな女の子までをも楽しみと言わせるあの人は一体何者なのか。
・
・
・
・
A「何考えてるかわかんないしね。」
ユキ「なんか言った?」
振り向いたユキに首を振って笑った。
自分の席に着いて1限目の用意をした。
・
・
・
633人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あすみ(プロフ) - mimuheysayjumpさん» 全部ですか?!めちゃくちゃ嬉しいです!ありがとうございます…!! (2019年9月27日 10時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - りいめろさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです( ; ; ) (2019年9月27日 10時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
mimuheysayjump(プロフ) - あすみさんの作品全部読ませていただいてるのですが今回もとてもキュンキュンしました!!次の作品も楽しみにしています!!これからも応援していまし! (2019年9月17日 23時) (レス) id: 7805199817 (このIDを非表示/違反報告)
りいめろ(プロフ) - はじめて、あすみさんの作品を読ませていただきました!とてもきゅんきゅんしました!続きが気になります!これからも頑張ってください。 (2019年9月13日 18時) (レス) id: 42530977bf (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - りぃささん» そうなんですね!コメントまでありがとうございます!茶道っておしとやかな女の子のイメージがあるのでいいですね! (2019年8月28日 14時) (レス) id: 2c865b7169 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あすみ | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/0059_asumin
作成日時:2019年8月6日 12時