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子猫が3匹 ページ3

僕が微笑むと次はアワアワと慌て始める彼に自己紹介をする
まずは笑顔で挨拶だよね


『やぁはじめまして

僕はアリスタルフ・マリノフシキー

さっきはうちの子猫がごめんね』


勇「ア、アリスタルフ・マリノフシキー!?

ヴィクトルの友達で有名な作曲家で演奏家の!?

はははははじめまして!勝生 勇利です!」


ハグをすれば後ろから威嚇の声が聞こえるが今は無視だ
僕より背の低い彼を見ると未だに混乱しているようでなんだか可愛らしい


ヴィ「まあまあ落ち着いてよ勇利

アーリャ、さっきユーリから話は聞いただろう?

きみには生演奏を頼みたいんだ」


『っぅ!いいよ



…けどまずは子猫の機嫌を取らなきゃ』


演奏するくらい別にどうってことないし構わないけど、その前に僕の腰に突進してきた子猫の機嫌を直さないとね


ユ「ヴィクトル!

アーリャって呼ぶなって言ってんだろ!

お前もだぞブタ!」


勇「え!?あ、うん!」


本当に僕以外には口悪いんだから


『こらユーラチカ

あ、ちなみに勇利、きみはいくつなの?』


勇「に、23です」


『やっぱり僕より年上か

そんなに緊張しないでよ

僕は子猫みたいに引っ掻いたりしないから


僕のことはアリスタルフでもアリスでもアーリャでも好きに呼んで』


勇「う、うん

よろしくアリスタルフ」


身長のせいか幼い顔のせいか全然僕より年上には見えないけど良い人そうでよかった
子猫のお友達になってくれるかな


『で、ユーラチカ

年上の人に対して失礼な態度を取ったらダメだって
僕は何度も言ってるよね』


ユ「っ、だって 『僕帰るよ?』っやだ!

…悪かった、」


勇「え!?あ、うん、大丈夫だよ」


ヴィ「あはは気にしないほうがいいよ勇利

見ての通りユーリはアーリャには従順なんだ

面白いよね」


本当に笑い事じゃないんだよ?
まあ子猫も反省できたみたいだしいいかな


『で、僕たちはどこで寝泊まりするの?

ここら辺ホテルとかあるのかな』


来た時には見当たらなかったけど流石にこの雪の中野宿はできない
第一大切な子猫にそんなことさせられないしね


ユ「それならヴィクトルと同じところに泊まるから平気だ」


勇「え、うち!?」


ユ「お前だけヴィクトルのそばにいたら不平等だろ!」


『んー、じゃあ申し訳ないんだけど勇利

ユーラチカだけ頼めないかな


僕はどこかホテルを探すから』


僕がそう言うと子猫ははぁ!?と声を上げ
勇利とヴィーチャはえ、とこちらを見た
え、何?

子猫が4匹→←子猫が2匹



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ここや(プロフ) - 最高でした…… (2021年3月27日 7時) (レス) id: 5dffd3ecaa (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - オリジナルキャラ設定等を載せて下さい。 相互関係が分からないです。 (2019年8月23日 17時) (レス) id: e1da6f24a3 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - 完結、おめでとうございます!いい作品でした!次の作品を楽しみにしてます! (2018年12月30日 2時) (レス) id: 66813c167e (このIDを非表示/違反報告)
k373 - 完結おめでとうございます!本当に素晴らしい作品でした。次の作品も楽しみにしてます!! (2018年12月29日 7時) (レス) id: 8c5d2fefa8 (このIDを非表示/違反報告)
- 控えめに言って最高です。 (2018年11月20日 3時) (レス) id: 95e04e1a30 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すえさん | 作成日時:2018年9月1日 17時

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