我儘が2個 ページ2
side 大神 万理
IDOLISH7を結成して
路上ライブから少しずつ知名度が高まってきた
そんなある日
いつも通り事務仕事やらをしていると
チャイムがなった
マネージャーは今稽古場で
みんなの練習に付き合っているところだから
出られるのは俺だけだった
万「はい、どちら様でしょうか」
インターホンのカメラに映るのは
帽子を深くかぶった少女だと思われる人が1人
ファンの子がここまで来ちゃったのか？
そう思いながら返事を待つと
「…七瀬 陸さんに会いたいんです」
顔は見えないままだがハッキリと聞こえた
万「申し訳有りませんが、
関係者以外で会わせることはできません」
そう言うと
「…“はな”が会いに来たと彼に伝えて頂ければ
わかると思います
もしそれでもダメだったら帰ります
1度だけ伝えてもらえませんか？」
彼女のお願いにしばしばわかったと返事をし
稽古場へ向かう
誰なんだろう？
これで知り合いじゃないってなって
暴れないといいけど
そんな心配を胸に稽古場の扉を開けた
万「練習中にごめんね
陸くんに話しがあるんだ
ファンらしき子が来てて伝言を預かったんだ
陸くんに“はな”が会いに来たって伝え 陸「え！？」
え、り、陸くん？」
陸「万理さん、その人は今どこにいますか！？」
万「え、えっと、事務所の前にいるはずだけ、って
陸くん！？」
陸くんは居場所を聞くとすぐに走って行ってしまった
何かあったら危ないため
みんなで陸くんの後を追う
追いつくと
もう陸くんがドアを開けようとしているところで
俺たちは後ろで見守ることにした
ドアを開けると先ほどインターホンに映ってた子が
俯きながら立っていた
どうやらワンピースを着た少女らしい
陸「…華なの？」
陸くんがそう言えばその子はパッと顔を上げて
涙を流しながら笑った
『っ久しぶり！陸にぃ！』
彼女がそう言えば陸くんは抱きしめた
て、え…陸、にぃ？
三「え、あれどう言う状況だ？」
一「陸にぃと言っていたので妹なのでは？」
環「…妹か、会えてよかったなりっくん」
2人はもう泣きながら喜んでいた
少し落ち着くと陸くんは少女をこちらに連れて来た
陸「驚かせてすみません
紹介しますね
俺の弟です」
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三月のうさぎ - 何回涙流したんだろう (2020年2月2日 10時) (
レス) id: 1f3578b759 (このIDを非表示/違反報告)
(⌒▽⌒) - はやく続きみたい！ (2018年6月2日 12時) (レス) id: 3cbfec77ca (このIDを非表示/違反報告)
( ・ω・)(プロフ) - ちょっと、続きまだですか？！……って言うのは嘘で、ゆっくりでいいので更新頑張ってください。楽しみにしてます。 (2018年5月22日 18時) (レス) id: e356b7a08c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)あずき(プロフ) - すごく面白いです！そしてすごい感動します！続き楽しみに待ってます！ (2018年5月13日 0時) (レス) id: 1184735559 (このIDを非表示/違反報告)
yamauchimidori9(プロフ) - めっちゃ面白いです！！神です！！続き、楽しみにしてます！！ (2018年5月5日 16時) (レス) id: 537feb31cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すえさん
| 作成日時：2018年4月21日 14時
