死柄木くんの幼馴染

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2人が出会ったのは
まだ彼が死柄木弔じゃなかった頃

『どうしていつも1人でいるの？』

1人の女の子が話しかけた

弔「…」

男の子は答えない

『君は1人でいるのが好きなの？』

それでも女の子は問いかけ続ける

弔「…」

やっぱり男の子は答えない

『私は君と遊びたいの』

それでも女の子はめげない
何日も何日も話しかけ続けた

弔「うるさい
俺に話しかけるな」

そしてついに聞けた言葉はあからさまな拒否
睨みつけて言う姿はまるで小動物の威嚇に見えた

『私は_________

私は君とお友達になりたいの

君の名前は？』

そんなことは気にもせず
女の子はそんな男の子に笑顔を向けた

弔「…」

『何も怖がらなくていいの

私は君を否定も怖がりもしない

だから君のことを教えて』

初めてもらった優しい言葉
初めて見た自分の存在への肯定
男の子は何もかも初めてだった

弔「…__________

それが俺の名前だ、_____」

これが2人の友達になった日

熱しやすく冷めやすいすえさんです

頑張ります執筆状態：完結