67_そういえば ページ32
(今日は月も綺麗だ)
昼寝をたっぷりとしたことで体の調子がとても良い。
俺は少し上機嫌になり軽く鼻歌を歌いながら城内を歩ていると、訓練場で一人動き回っているA嬢を見つけた。
(相変わらず、お嬢さんの言うことを聞かないな)
どれだけ怒られてもぶれないA嬢を面白く思いながら、ふと昼寝の時の毛布を思い出す。
そういえば手合わせしたとがなかったことに気づき、試しの手合わせと一緒に毛布のことも聞いてみようとA嬢の方に近づいていった。
オビ「やぁ、A嬢。こんな時間まで訓練です...いや、訓練してるのかい？またお嬢さんに怒られるよ？」
背後から近づき声をかけるが、A嬢は誰かが近づいてきているのは気付いていたようで、『...オビか』とだけ言って驚きもせずまた訓練を再開してしまう。なので俺はA嬢の前に回り込み、軽く蹴りを入れる。が、流石と言うべきか突然の事にも関わらず、A嬢は簡単に避けてしまう。
A『...何の用』
ようやく俺の顔を見てくれた。俺は答えながら更にパンチや蹴りを繰り出す。
オビ「いやぁそういえばA嬢と手合わせしたことが無いなと思って。一回やってみたかったんだよねぇ。ということで暫くこのまま相手よろしくお願いします」
A『...なんで私が』
そんなこんなで俺とA嬢の手合わせが始まった。
・・・同じ時間・・・
ガサガサッガサガサガサッ
城の塀の上に、怪しい二人組の男が現れた。
？「おい、本当にここにいるのか？ここは城だぜ？」
？？「あぁ、情報からしてここで間違いないぜ。あいつがここにいるってことはな」
？「わかんねぇな。なんだってこんな所に居座り始めたんだよ」
？？「さぁな、理由なんてどうでもいいだろ。あいつがここにいるんならさ」
そう言って片方の男は塀の下に降り立つ。
？？「にしてもでっかい城だな。これじゃああいつを探すのだけでも骨が折れそうだ」
降り立った方の男はゆっくりと歩き始める。
？「全くだな。じゃあ俺は上から探すから下からは頼んだ」
？？「おう、じゃあまた後でな」
そう言って二人は一度互いの武器を上に掲げ、こう言った。
「「悪殺しの死神に復讐を」」
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オビ大好き(プロフ) - ミルさん» 返信、更新が遅くなってしまいすみません。コメント本当にありがとうございます！少しずつですが頑張っていきます、楽しんで読んで頂けると嬉しいです。 (2017年12月5日 22時) (
レス) id: 18b5cfd9e7 (このIDを非表示/違反報告)
ミル - とても面白いです！更新頑張って下さい！！ (2017年10月10日 21時) (レス) id: 31845f0f7d (このIDを非表示/違反報告)
オビ大好き(プロフ) - コハルさん» コメントありがとうございます。更新が遅くなってしまい申しわけありません。今後も楽しく読んで頂けると嬉しいです。 (2017年7月20日 13時) (レス) id: feff5c808f (このIDを非表示/違反報告)
コハル - すっごくおもしろいです！応援してます！！がんばってください！！！ (2017年7月18日 19時) (レス) id: ac42cc4477 (このIDを非表示/違反報告)
オビ大好き(プロフ) - ハルさん» とても力になるコメント、応援有難うございます！なるべく早く、沢山更新できるよう頑張ります。なので楽しみに待って頂けると嬉しいです。また、意見や良かった感想など教えて頂けると嬉しいです。これからも楽しんで読んで頂けるよう頑張ります。 (2017年6月1日 23時) (レス) id: feff5c808f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クリオロ | 作成日時：2017年5月3日 17時
