科捜研は救いたい2

監視カメラって便利(救済:諸伏編)7 ページ35

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どうなっただろう、と緊張しながら過ごすこと5時間。生きた心地がしない。





公安部の方は上手く捕らえたとの声が朝から聞こえてきたので、こちらは成功したようだ。






ただ、零くんからの連絡が未だにない。
……やっぱり現場まで私も確認しに行けばよかったかな。でも足手まといになる方が迷惑かけるしな、と悩んでいると、遂に零くんから電話が入った。






『っ！零くん、ヒロくんは！？』

「連絡が遅くなってすまない。……ヒロの潔白が証明されて無事終わったよ。」

『……よかったぁ……』

「君の作戦は完璧だった。ありがとう。」

『2人が無事ならそれでいいよ。お疲れ様。』

「ああ、ヒロと関係ないところでまあちょっと色々あったが……」

『関係ないところ？』








話を聞くと、組織にはFBIの人間が潜り込んでいたことが判明したらしい。ああこれ赤井さんの事だな絶対。3人ともNOCなのであれば、一緒に動くことも多いし情報共有をしないかとの誘いがあり、今まで話し合いをしていたそうだ。
原作より判明のタイミングが少し早いが、まあこれは問題ないだろう。
赤井さんに突っかかる零くん見れないのかな？と思ったけど、赤井さんに対しての嫌悪感丸出しの声で私に電話をしてきているので、因縁云々よりも生理的に受け付けないって感じなんだろうな。







「ヒロがAに会いたがってる。後で会ってやってくれ。」

『うん、わかった。』

「今日はこっちでの仕事があって遅くなるからまた連絡する。」

『わかった。じゃあまた。』









……無事にヒロくんの救済が完了した。
まだ本人に会えてないから、実感は薄いけど…。







残すは伊達くん。これはきっと日付さえ間違えなければ大丈夫。うん。






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もう少し救済に直接的に関われるように〜と思っていたのですが、ヒロをヒロのまま生かしたかったのでこの形の助け方にしました。
(後々救済が終わったらどうしてもポアロで2人仲良く働かせたいという個人的な欲望を叶えるためにこうしたかった。)

一部長くて読みにくいところがあって申し訳ありません。

今回救済に直接的に関われなかったので、ヒロくんとのちょっと甘い話を挟みたいなぁ。甘く出来たらいいなぁ。ざっと話はできてるけどこれを甘いと呼んでいいのかわかんないんだなぁ。

更新頑張ります…！





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