五十三話【今 私にできることを】 ページ10
Aside
入学式当日の朝。
引子「A!ティッシュ持った?」
A「うん」
引子「ハンカチも?ハンカチは持った?ケチーフ!」
A「持ったよ。大丈夫だから。ていうか、私はまず聞きたいんだけど、スカートの丈、やっぱり短くない?大丈夫?」
引子「大丈夫!それは母さんも確認したから、問題ないわ」
A「ならいいけど、あっ、もう時間ないから、とりあえずもう行くね!」
引子「あっ、A!」
A「?何?」
引子「・・・・・・・ちょー、カッコイイよ」
A「!・・・・・・ありがとう。それじゃ、いってきます!」
高校生活の始まり。私は雄英高校へと電車で向かい、走って雄英高校の校舎の中に入り、自分のクラスが何処かを確認した。
A(1年A組)
それを確認した私は、急いで教室を探した。そして、着いてさっそく、私が最初に思ったこと。
A「ドア、デカ。バリアフリー?」
あの受験者数から選ばれたエリート達。流石にかっちゃんや眼鏡をかけた怖い人とは同じクラスになりませんように!
そう願いながら、私はドア開けて中に入った。そしたら、
「机に足をかけるな!」
爆豪「あぁ?」
「雄英の先輩方や、机の製作者方に申し訳ないと思わないのかね!」
爆豪「思わねぇよ!テメェ、何処中だよ?」
A(・・・・・・・ツートップ)
神様って、実は意地悪なのかな?そう思いながら、ツートップの方を見ていると、
ポンッ
A「フギャーーー!!!」
誰かに後ろから叩かれた、驚いて振り向いてみるけど、そこには誰もいなかった。
A(あれ?気の所為だったのかな?)
そう思いながら、少し冷静になると、
「ん?君は」
A「えっ?」
眼鏡の人が私に気づいた。それと同時に、他の人達もみんな私に視線を向けてきた。私は、それに少し慌てながらも、愛想笑いで何とか誤魔化そうとした。
A(というか、いろんな人達の視線が痛い。怖い)
そう思っていたら、
「おはよう!」
A「えっ?」
「俺は私立聡明中学の「き、聞いてたよ!」」
A「えっと、飯田天哉くん、だよね?私、緑谷。よろしくね。飯田くん」
私は咄嗟に自己紹介をすると、飯田くんはそのまま姿勢よく私と話し始めた。
飯田「緑谷くん。君はあの実技試験の構造に気づいていたのだな」
A「えっ?」
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