【ヒロアカ】守りたい大切な人～二期～ (ページ37)

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七十六話【デクVSかっちゃん】. ページ37

～モニタールーム～

上鳴「なんかスッゲーイラついてる。コォワッ！」

ｵｰﾙﾏｲﾄ(爆豪少年は緑谷少女から聞いた感じ、自尊心の塊なんだろうな。肥大化しすぎているぞ)

菊(・・・・いやな予感がする。何もなければいいけど)

Aside

A「ﾊｧ・・・・ﾊｧ・・・・ここまで来れば、一先ずは大丈夫そう」

麗日さんはガン無視で私を狙い撃ち。やっぱりだ。先兵を出すなら機動力の高い飯田くんの方がいいし、彼ならそれを分かっているはず。

たぶんこれはかっちゃんの暴走で、二人は連携が取れていないってわけだ。そもそもあの二人と正面戦闘という展開が、私達にとって一番勝ち筋の薄いパターン。

私が麗日さんと一緒に言ってたら、その展開になるし、二人ここでかっちゃんとやり合っても、時間切れが怖い。これでいい。

後は麗日さんが核と飯田くんをみつけ次第、私も向かって2対1。これが勝ち筋。私がかっちゃんに勝つって言う前提の話だけど、大丈夫。手の平にさえ気を付ければいける！

そう思っていたら、

爆豪「何処だー！」

A「ﾋﾞｸｯ！」

爆豪「クソナードが！」

・・・・それと、言い忘れていたけどかっちゃん。

《無個性のテメェが、何で俺と同じ土俵に立てるんだぁ？》

《別に、張り合おうとか、そんなの全然。本当だよ！》

前言、撤回するよ。

A「ｽｩー・・・・ﾊｧー・・・・大丈夫。私なら、できる！」

爆豪side

《緑谷Aさん。彼女も合格したわよ》

《頑張れって感じのデクだ！》

石ころが。

～過去～

A(5歳)「ﾋｯｸ・・・・ﾋｯｸ・・・・」

爆豪(5歳)「お～い！デク！」

A(5歳)「ﾋｯｸ・・・・ﾋｯｸ・・・・ｽﾝｯ、かっちゃん？」

爆豪(5歳)「？またないてんのかよ。ほんとうおまえはなきむしだな。なきむしデク」

A(5歳)「ｽﾝッ・・・・ひどいよ。かっちゃん」

爆豪(5歳)「んで？こんどはなににないてんだよ。またむこせいだからってバカにされたのかよ？ﾊｯ！ダッセ！」

A(5歳)「ううん。ちがう」

爆豪(5歳)「？じゃあなんでないてんだ？」

A(5歳)「さっきね。しらないおじさんにこえかけられたの」

爆豪(5歳)「しらないおじさん？」

A(5歳)「うん。さいしょはみちをきかれただけだったんだけど・・・・とちゅうから・・・・うでをひっぱられて・・・・それで」

爆豪(5歳)「！」