【ヒロアカ】守りたい大切な人～二期～ (ページ24)

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六十五話【猛れクソナード】ページ24

Aside

A「とは言っても、どう言うのから練習すれば」

まず、そこをどうにかしないと。そう思いながら、本をめくっていると、

A「あれ？この歌」

めくったページの1ページにある歌詞に目を止めた。

A「この歌。何か、見た事がある」

というか、この歌。昔、聴いた事がある。昔、誰かが歌ってくれた曲に似ている。

A「・・・・・・・・・ちょっと、歌ってみようかな」

そう思いながら、音楽プレイヤーにその曲名を探した後、再生して歌った。

A「アイモアイモネーデルルーシェノイナミリアエンデルプロデアフォトミ

ここはあったかな海だよ

ルーレイルレイヤ空を舞うひばりはなみだルーレイルレイヤお前は優し緑の子

アイモアイモネーデルルーシェノイナミリアエンデルプロデアフォトミ

ここはあったかな海だよ」

この歌、懐かしい。何でだろう。でも、この歌を歌うと、何か元気が出る。このアイモって歌は種類があるみたいだなぁ。このアイモ、お気に入りにしようかな。

そしたら、もっと楽しく歌えるかもしれない。そう思い、私は歌の個性の練習をした。

～数時間後～

「Aちゃ～ん！」

A「ん？えっ！あれ！？な、何で此処にいるんですか！？菊さん！」

菊「いや、だって、私の所に貴方のお母さんから連絡を受けてね。娘が夜中の9時になっても帰って来ない！って」

A「えっ！？嘘！？えっ！？今何時ですか！？」

菊「今は11時くらい？」←

A「嘘ッ！？」

菊「気付いて無かったのね(¯―¯٥)」

A「えっ！？ど、どうしよう！」

菊「もう、先生達が家まで送ってあげるから、早く帰る準備しなさ～い」

A「は、はい！ごめんなさい！」

菊「取り敢えず、相澤に連絡して迎えに来てもらうから、早めにここから出て、コンビニの方で待ってよ～。流石に私も未成年だから、こんな夜中には出歩けないんだよね。

相澤とか保護者が一緒じゃないと」

A「す、すみません。あ、あとこれ、返します」

そう言いながら、私は分厚い本を返した。

菊「あっ、はぁ～い」

その後、菊さんの連絡を受けて来た相澤先生に、こっぴどく叱られて、しかも、家に帰ったら、お母さんに泣きながら、心配かけてしまった。

というか、歌の個性に集中しすぎて、時間に気付かないって、今度からは時間とか決めてアラームをセットしておこう。