五十七話【今 私にできることを】 ページ16
Aside
どうしよう。八種目も!?ワンフォーオールは100か0しか出せない。かと言って、使えば、反動で吐血しちゃう。歌の個性だって、ちゃんと扱えない。まだその歌に、どんな能力なのかを把握しきれていない。
相澤「生徒の移管は俺達の自由」
A「!」
相澤「ようこそ。これが雄英高校ヒーロー科だ」
入学初日の大試練。どうすればいいの?そう思っていたら、
「最下位除籍って!入学初日ですよ!?いや、初日じゃなくても理不尽すぎる!菊先生は!こんなの納得できるんですか!?」
浮かせてくれた人が先生に反論した後、菊先生に聞いた。
菊「納得するも何も、私はただの副担任。担任の意見に口を挟まない。だから、どうこうできる様な立場じゃないの」
「そんな。でも!」
菊「自然災害、大事故」
全「?」
菊「そして身勝手なヴィラン達、何時何処から現れるか分からない厄災。日本は理不尽に塗れている。
そういうピンチを覆していくのがヒーローよ」
相澤「放課後マックで談笑したかったのならお生憎、これから三年間雄英は、全力で君達に苦難を与え続ける
さらに向こうへ、Plus ultraさ。全力で乗り越えて来い」
それを聞いて、不安はあるけど、でも、それでも諦めずに、できる限りの事をしよう。あの時、オールマイトが教えてくれた。調整のコツを。
〜数日前〜
オールマイト「調整のコツ。それは・・・・・・・・・感覚だ!」
A「な、なるほど(´・ω・`;)」
菊「適当だな。調整のコツ」
オールマイト「君ら反応薄いな。あと菊!これも立派なコツなんだぞ!」
菊「そうなの?」
オールマイト「そうだ!緑谷少女は既に100%の力を引き出した!」
A「バキバキに壊れましたけど」
オールマイト「そうなれば話は早い!感覚を覚えた筈だ!どうだった?」
A「えっと〜、ビリっ!と言うか、ブワッ!と言うか、えっと〜、あっ、そうだ!電子レンジに入れられた卵の様な!」
菊「電子レンジに入れられた卵って、それ入れられたら卵爆発する奴じゃん」
オールマイト「ブワッハハハハ!地味だがユニーク!それが君のイメージなら、W数を下げる!タイマーを短く!何でも良いが、卵が爆発しないイメージを反芻するんだ!」
菊(あっ、その例えで良いのか)
A「!イメージ」
オールマイト「入学まで三週間。ひたすらイメージを続けなさい。一朝一夕にはならないかもしれないが、君ならできる!いつか必ずね」
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