五十四話【今 私にできることを】 ページ11
Aside
飯田「俺は気づけなかった。君を見誤っていたよ。悔しいが、君の方が上手だったようだ」
A「あぁ、えっと、ごめん。私も、気づいてなかったよ;」
飯田「はっ!そう言えば、体の調子はどうだ?」
A「えっ?体の調子?」
飯田「試験の時の最後の時だ」
A「(あっ、それって、吐血した時のことかな?)大丈夫だよ。ありがとう。心配してくれて」
飯田「本当に大丈夫なのか?何か病気とか?薬は持ってきているのか?保健室の場所は?ちゃんと把握しているのか?」
A「(んー?なんだろう?お母さんみたいだな)うん。大丈夫。というか、病気事態ないよ(--;)」
飯田「そうか。ならいいが、気分が悪くなったりすれば、直ぐに近くの誰かに言うんだぞ!というか、むしろ俺でもいいからな!」
A「あ、ありがとう(なんか、過保護だな?)」
そんなこんなで、飯田くんと話をしていたら、
「あぁ!その緑色の髪は、すごく可愛い系の!」
A「えっ?あっ、貴方は」
確か、私の為に直談判してくれた人。名前は忘れちゃった(╥_╥)
というか、何か言ってくれてるんだけど、上手く聞き取れなかった。
A「あの、えっと、私の為に直談判してくれてありがとう」
「えっ?何で知ってるの?」
A「えっ!?あっ、えっと、その(言えない。菊さんとオールマイトに教えて貰ったなんて言えない(⌒-⌒; ))」
そう思っていたら、何処からか視線を感じた。視線が感じる方を見てみると、かっちゃんが私の方を鋭い目で見ていた。
私はこれ以上、見てられなくて目を逸らしてしまった。うん、やっぱりまだ怖い(T▽T)
爆豪side
デクがこのクラスに来た時、KICUから聞いたことを思い出した。
《緑谷Aさん。彼女も合格したわよ》
《どう思うかは君次第だけどね》
アイツが言っていたことは、本当だったのかよ。絶てぇ裏があるはずだ。
飯田《本当に大丈夫なのか?何か病気とか?薬は持ってきているのか?保健室の場所は?ちゃんと把握しているのか?》
あの野郎、何であそこまでアイツの心配を。デクに病気があるなんて聞いちゃいねぇ。なのに、あそこまで心配する必要があるのか?
そう考えると、実技の後のアイツの姿を思い出した。あぁなった理由も、絶てぇ何かあるはずだ。
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