五十七話 ページ20
〜離れ〜
菊「と言うとことです」
霊菜「ふむ、歴史に存在せぬものか」
紅葉「どこの時代にいたの？」
菊「出陣場所を考えると、江戸でしょうね」
夏海「江戸時代だと、分かるのは霊菜さんだけね」
楓「えぇ。私達では分かりかねます」
霊菜「・・・・・・その者の見た目は？」
長義「髪、肌は白く。目は青い子だ」
菊「あと、少し小柄な感じもしました。おそらく、150cmか155cmくらいかと」
霊菜「白い肌と髪・・・・・・青い目」
菊「霊菜さんでも分からないですかね？」
霊菜「・・・・・・写真はあるか？」
菊「一応、撮ってきています」
霊菜「見せてくれるか？」
菊「どうぞ」
霊菜は菊から1枚の写真を貰うと、その写真をしばらく見た後、そのままクスりと笑った
霊菜「なるほど、この子か」
菊「お知り合いなんですか？」
霊菜「そうだな。知り合いだな。にしても、この子が、今うちの本丸にいるのか。ﾌﾌﾌｯ」
菊「？霊菜さん？」
霊菜「菊よ。本丸にいる刀剣達に伝えよ。この子の面倒を見るのであれば、最初っから最後まで大切に育てろと。ある程度の日時が経って、彼女の状態が良ければ、私も本丸へ出向き、彼女に会いに行こうと」
菊「えっ！？」
長義「！？行くのか！？」
霊菜「あぁ、行くぞ。なんせこの子がいるのだからな」
蝶華「あの、結局この子は何者なのですか？先程から、貴方しか分かっていないのですか」
霊菜「あぁ、そうだな。この子の招待を、教えておかぬとな」
紅葉「何々？」
霊菜「まあ、一言で言うのであれば、【あらゆる者の味方】と言ったところか？」
夏海「？どういうこと？」
霊菜「ﾌﾌﾌｯ」
大和守side
乱「天音ちゃ〜ん！」
天音「・・・・・・」
乱「おーい、天音ちゃん。君のことだよ」
天音「・・・・・？」
乱「うん！君のこと！ねぇ、一緒に遊ぼ？」
天音「(｡_｡`)ｺｸ」
乱「よし！行こう！」
あれから1週間、江戸の記憶から連れてきたあの女の子は、天音と言う名前を付け、大切に育てている。
結局、この子の正体は、未だ分からない。ただ、審神者が言うには、この子はあらゆる者の味方であるということ。
いつかは、俺達を助けてくれると、菊さん経由で聞いた。それがどういう意味なのかは、分からないけど、大切に育てたら、この子に会いに、この本丸に訪れると言っていたので、それを信じて、俺達は大切に育てている。
これで審神者の正体がわかる時が来る。
続く
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鈴桜(プロフ) - 続き〜〜!!読みたいよ！！ 刀剣達と早くあってほしい！それに鶴丸、やけん、一期、三日月との再会もどうなるの！凄くきになりますよ！！ (2020年7月26日 10時) (
レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
KICU(プロフ) - ゴメンナサイ。知らないです<(_ _)> (2020年7月21日 0時) (レス) id: afb88475f3 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - トランスフォーマープライムは知っています？ (2020年7月20日 9時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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