【ヒロアカ】二人の歌姫 (ページ46)

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三十七話ページ46

(人1)side

相澤「んじゃあ、パパっと、結果を発表するぞ。菊。頼む」

菊「了解。じゃあ、やるわよ。トータルは各種目の結果を合わせた結果。それが～、これ！」

そう言って、菊先生は持っている端末を操作し、そのまま映像が空中に映し出された。二人の結果は、勝己が5位でデクが、・・・・・言わなくても分かる。私も予想していた事。

デクは最下位という結果に落ちてしまった。当然、相澤先生の言う通り、デクは、

相澤「因みに除籍は嘘な」

えっ？今何て？相澤先生の驚きの発言に、一同ポカーン。

相澤「君らの個性を最大限に引き出す合理的虚偽」

はぁー！？何それ！？どういう事！？百ちゃんは何か気づいてたみたいだけど、私は全く気付かなかった！ていうか、相澤先生の隣でさっきから菊先生が笑っているんだけど、もしかして菊先生も気づいていたの！？

相澤「これにて、終わりだ。教室にカリキュラなどの資料があるから、戻ったら目通しておけ」

菊「みんな、お疲れ、明日は通常授業wwwwwだかwwwwwらwwwww」

(人1)「先生、笑い過ぎです」

どんだけ、笑うんだよ。この人は。

菊「あっ、それと、明日は今日来れなかった子が来るから、みんな楽しみにしていてね。以上！各自、解散！」

あっ、そう言えば、すっかり忘れていたけど、うちのクラスには、もう一人いるんだよね。入試試験トップの子、か。どんな子なんだろう。

そう思いながら、私は制服に着替え、カリキュラムの資料に目を通し、勝己と共に帰ろうとしていた。

(人1)「それにしても、まさか先生に嘘を付かれる時が来るとはね。正直、衝撃的だったよ」

爆豪「そうだな」

(人1)「まあ、いろいろ驚くことはあるけど、こっから、一歩前進！頑張ろうね！」

爆豪「・・・・」

(人1)「・・・・・・気になるの？」

爆豪「あっ？」

(人1)「入試試験トップの子」

爆豪「・・・・・あぁ」

(人1)「まさか、私の勘が当たるとはね。まあ、その子に負けず、頑張れよ」

爆豪「テメェに言われたくはねぇわ！」

(人1)「何でよ！」

そう言っていると、

「あっ、いた。おーい！ちょっと待ってくれよ！」

爆豪、(人1)「？」

後ろから、赤い髪の人と黄色い髪の人の男の子二人が来た。