【ヒロアカ】二人の歌姫 (ページ43)

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三十四話ページ43

麗日「えい！」

麗日がボールを投げた後、ボールは帰ってくることなく、空の星となった。←

菊「あー、えっとー、記録不可！」

菊がそう言うと、相澤が無限のマークが映し出された端末を見せた。

全「えぇ！？」

「すっげ！無限が出たぞ！」

(人1)「お茶子ちゃん凄い！」

麗日「いやぁー、それ程でも」

菊「あのー、これだと回収できないんですけど？」

麗日「あっ、はい。今、解除します」

そう言うと、麗日は個性を解除した。そして最後に緑谷が投げる準備に入った。

(人1)「デク。大丈夫だよね」

飯田「緑谷くんはこのままだとまずいぞ」

爆豪「あぁ？たりめぇだ。無個性の雑魚だぞ」

(人1)「ちょっと！勝己！」

飯田「なっ！無個性！？彼が入試時に何を成したのか知らんのか！？」

爆豪「あぁ？」

(人1)「デクが？(いったい何をしたと言うの？)」

そう思いながら、(人1)は緑谷の方を見ていた。そして、緑谷はボールを投げようと、個性を使った。

(人1)(！腕に赤い線の様なものが！)

菊「相澤、消して！」

相澤「言われるまでもねぇ」

そう言うと、相澤は目を一度閉じた後、直ぐに目をカッ開いた

緑谷「えい！」

機械「46m」

緑谷「えっ？」

(人1)「えっ？今何が」

菊「個性を消したのよ。相澤が」

(人1)「えっ？個性を消した？」

相澤は首に巻いていた物の一本を引っ張った。そして、他の紐が相澤の周りに浮いていた。

(人1)「相澤先生が、個性を消した？どういう」

菊「イレイザーヘッドって、知ってる？」

(人1)「イレイザーヘッド？確か、抹消ヒーローの、！もしかして！」

菊「そう。彼こそが私の相棒、見ただけで相手の消せる抹消ヒーロー。イレイザーヘッドだ」