【ヒロアカ】二人の歌姫 (ページ42)

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三十三話ページ42

～第1種目:50m走～

機械「位置ニツイテ、ヨーイ」

パァン！

スタートの合図と同時に、二人はそれぞれの個性を使ってゴールをした。先に着いたのは飯田。

機械「4秒04」

菊「おっ、はやーい」

相澤「菊。あれは誰だっけ？」

菊「えっと、飯田天哉くん。個性、エンジン。これはもう、見たまんまね。足が早い。ただそれだけね」

相澤「ふーん」

菊「まあ、水の中に入ったら、アウト。基本は陸だね」

相澤「だな。あとはどうするかが考えようだな」

菊「ちなみに、蛙吹梅雨ちゃんは個性、蛙だって」

相澤「ほとんど真逆だな」

菊「だね」

蛙吹「ケロっ？」

(人1)「梅雨ちゃんの個性蛙なんだ。あっ、次はお茶子ちゃんだ」

麗日「服軽く。靴も軽く」

菊「麗日お茶子ちゃん。個性、無重力(ゼログラビティ)。触れた物にかかっているものを無効化する物ね」

(人1)「つまり、軽くするってことですか？」

菊「そう言うこと。ただし、キャパオーバーすると、激しく酔うんだって」

(人1)「あぁ、それが弱点か」

菊「うん。あっ、さっきの子走り終わって次の子が走る番ね」

(人1)「ていうか、あの男の子がお腹に付けているものって、良いんですか？」

菊「こっちにそう言う申し込みがあったから大丈夫よ」

(人1)「へぇー、ってうわっ！何かお腹からビームでた！」

菊「青山優雅くん。個性、ネビルゲーザー。お腹と言うより、おへそからレーザーが出る感じの個性」

(人1)「へぇー」

菊「ただし」

(人1)「？」

菊「出せる時間は僅か一分」

(人1)「なんだそりゃ(--;)」

菊と(人1)はいろんなこと話していると、しばらくして爆豪と緑谷の出番が来た。

(人1)「デク。大丈夫かな？」

菊「さぁ、どうだろ？それは私達にも分からない事ね」

そう言っていると、爆豪と緑谷が走り出しそして、

爆豪「爆速！」

そう言って爆豪は爆破の個性を使い、そのままゴールした。

機械「4秒13」

菊「えっと、爆豪くんの個性は」

(人1)「爆破です。手の平の汗線を使っての個性」

菊「なるほど。で、緑谷くんは？」

(人1)「デクは、分からないです。そもそも、個性があるのかと思うぐらいですし」

菊「ふーん」

相澤「・・・・・」

そう言っているうちに、残りの種目がほとんど終わっていき、残りはボール投げと上体起こしと前屈と持久走だけとなった。