【ヒロアカ】二人の歌姫 (ページ37)

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二十八話ページ37

(人1)side

？「うわぁー！無限ヒーローKICU！本物だ！」

菊「うん。本物だよ(^^) えっとー、麗日お茶子さん」

麗日「わぁー！うちの名前呼んでもらえるなんて夢みたいやわ！」

菊「大袈裟だな」

いろいろ驚きすぎて、どうしたらいいか分からなくなるな。ていうか、今副担任って言った？あの人。

「菊先生！質問よろしいでしょうか！」

あれ？あの子、さっき勝己を注意していた子だ。いつの間にかあんな所に。ていうか、デクもいたんだ。全然気づかなかった。

菊「おっ、さっそく先生呼びしてくれた。なぁに？えっと、飯田天哉くん」

飯田「聞き間違いでなければ、菊先生はこのクラスの副担任と言いましたか？」

菊「うん。言ったよ？副担任って」

緑谷「副担任ってことは、担任は別にいるって、ことですよね。担任って誰なんですか？」

菊「私の相棒だけど？」

(人1)-全「えっ？」

？「も、もしかしてそれって」

？1「オールマイト！？」

菊「いや？違うけど？」

緑谷「えっ！？でも」

菊「うん。みんな思っていること、同じだろうから言うけど、私の相棒はオールマイトじゃないよ？オールマイトは仕事でたまに一緒にいることが多いだけ。

私の本当の相棒は別でいるのよ。だから勘違いしていた子はこの場で訂正しておくように。ここテスト出るからね！」

？「出るの！？」

菊「嘘だよ。ちょっと言ってみたかっただけ」

？「なぁーんだ」

飯田「それで、その担任の先生は何処に？」

菊「えっ？ずっと私の後ろで寝るよ？ほら」

そう言って、菊先生は自身の後ろの方を指さした。一番後ろの席だから、ここからじゃ見えないけど、たぶんあの人だよね。

ていうか、扉の前にいる三人が凄い顔してる。

菊「相澤。早く中に入っちゃいなさいよ」

相澤「お前が、そこにいるから入れないんだろ？」

菊「あっ、ごめん」

そう言うと、菊先生は横に退いた。

相澤「そうじゃなくて、俺を入れろって言ってるんだ」

菊「いや、歩けよ。ていうか、寝袋に入ったまま移動してたんだから、自分で起き上がることでしょ！」

寝袋！？寝袋で来てるの！？相澤さんが！？確かになんか眠そうな顔してたけど。そう思い出しながら思っていると、相澤さんは寝袋のまま教室に入ってきた。

ていうか、よく移動できるな。あれで

相澤「はい。静かになるまで8秒かかりました。時間は有限。君ら、合理性にかけるね」

菊「無駄に細かいな。お前。あと寝袋脱ぎながら言うな」