【ヒロアカ】二人の歌姫 (ページ4)

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二話ページ4

(人1)side

先生「えー、お前らも三年という事で、本格的に将来を決めていく時期だ。今から進路希望のプリントを配るが、みんな！・・・・・だいたいヒーロー科志望だよね」

先生がそう言うと、みんなは自分達の個性を出し、騒ぎ始めた。一部、静かな人はいるけど(私を含めて)

先生「うんうん。みんないい個性だ。でも校内での発動は、原則禁止な」

先生は周りの生徒達の個性を見てそう言うと、少し離れた席にいる勝己が、机の上に足を乗っけながら言った。

爆豪「せんせーい。みんなとか一緒くたにすんな。俺はこんな没個性共と仲良く底辺なんざ行かねぇよ」

言うと思った。ていうか、机の上に足置かないの。何処の不良よ。←※いい子は真似しないようにね※

ていうか、勝己がそんなことを言うから、みんなブーイングして騒ぎ始めちゃった。こりゃ、大変だ。

爆豪「モブがモブらしくうるせぇ」(笑)

(人1)(アンタがみんなに嫌味を言うからでしょ)

先生「あー、確か爆豪は雄英高だったな」

そう言うとクラスのみんなは勝己を見て驚いていた。私は登校中に聞いたので、特に驚く要素はなし。ていうか、周りうるさいな。って、思っていたら、

爆豪「そのザワザワがモブたる所以だ」

また勝己が嫌味を言い始めた。ていうか、いつも思うけど、何でもかんでもモブ言わない。なんて、心の中で言うと、勝己はそのまま机の上に立った。

いや、ていうか、机の上に乗らないの！←※いい子は真似しないようにね※

爆豪「模試じゃあA判定、俺はうち唯一の雄英権内。あのオールマイトをも超えて、俺はトップヒーローとなり！必ずや！高額納税者ランキングに名を刻むのだ！」

・・・・・とりあえず、自分が一番だ！って考えるのはやめよ？幼馴染として恥ずかしいんだけど。なんて、思っていたら、

先生「そういえば、緑谷と歌野原も雄英志望だったな」

そう言うと、勝己は白くなった。雄英に行くのは自分だけだと思っていたんだろうな。ていうか、

(人1)「デク。アンタも私と勝己と同じ高校を受験するんだ。初耳だな」

私は隣にいるデク(緑谷)の方を向いてそう言うと、

緑谷「ﾋﾞｸｯ!う、うん。一応」

ビクつきながら、私の方を向いて答えた。ていうか、勇気あるな。なんて思っていたら、周りのみんなはデクを見て笑い始め、口々にデクに、お前には無理だっていうことを言い始めた。

ていうか、マジでうるさいからちょっと黙っててもらえない？