【ヒロアカ】二人の歌姫 (ページ2)

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一話ページ2

？side

ｶﾞﾁｬ

「いってきま～す」

春。中学生になっても変わらない日常。家を出て学校へと向かう。それは、中学三年になってからも、毎日がいつも通り。

(今日の晩ご飯何にしよう)

そう思いなから学校へと向かっていると、

「よう」

「ん？あぁ、勝己。おはよう」

途中で勝己に出会った。まあ近所だし、そりゃそうか。

爆豪「今日ババアが、飯食いに来いだってよ」

「了解。いつもお世話になっております」

爆豪「おう」

「そう言えば、アンタ高校何処にするの？」

爆豪「そんなん、雄英に決まってるだろ。俺はいつか、オールマイトをも超えるヒーローになるんだ。その辺のヒーロー高に行ってたまるか」

「そう」

爆豪「お前は何処に行くんだよ」

「秘密」

同じ雄英だって言ったら、何を言うか分からないからな～。たぶんだけど、デクも。幼馴染がみんな一緒って知ったら、こいつはどういう反応をするのやら。

爆豪「雄英に行くって言ったら、その場ではっ倒す」

「へ～？」

ﾄﾞｺﾞﾝ!

爆豪「ﾋﾞｸｯ！」

「やれるもんならやってみなさい？おーほほほ」

爆豪「・・・・・やっぱりいいです(こいつ怒らすと怖ぇ)」

私は蹴りで電柱にヒビをいれ、勝己を黙らせた。←
こいつが控えめに喋ってる理由は、たぶん私を怒らせたらいかんっていう理由なんだろうな。

「勝己。いい加減にビビるのやめたら？大人しい勝己を見てると殴りたくなるんだけど」

爆豪「誰のせいだと思ってる！」

「誰の？」

爆豪「・・・・・なんもねぇ！」

「はぁ、アンタねぇ。いつまでもその態度だと、いつか彼女できた時、真っ先に別れ話を持ち込まれるわよ。デクみたいにいい子でありなよ」

爆豪「何であの無個性のデクが出てくるんだよ！」

「その無個性って言うのやめなよ。デクだって、好きで無個性になってるんじゃないんだから」

爆豪「ﾁｯ」

「舌打ちするな」

勝己はいつもこんなんだけど、昔は結構優しい所あったんだよなぁ。個性が身についてからは、こんな感じ。できれば、こんな勝己を変えてくれる人が彼女になってくれたらいいのにな。

爆豪「おい！さっさとしろ！(人1)」

(人1)「ハイハイ。分かったてるわよ」

まあ、気長に待つとしますか。