第七話 ページ11
菊side
一期「そう言えば、菊殿のことを、和泉守殿と堀川殿からお聞きしました。貴方様は、加州殿と大和守殿の保護者のような存在だと」
菊「えぇ、まあ。そうですね」
鯰尾「てことは、前の主さんの時からの二人を知っているってことですね」
菊「そうね。そうなるわ」
乱「じゃあ、加州くんと安定くんんことも知ってるんだね」
菊「えぇ」
五虎退「でしたら、お二人の事を聞かせて下さい」
菊「えぇ、良いわよ」
そう言いながら、私は二人の事で話をした。みんなは、意外そうな顔をしていたりと、みんなの反応が面白く感じる事も。そしたら、
「菊〜！何処〜！？」
「菊〜！」
菊「あっ、清光と安定だわ」
キツネ「どうやら、菊さんを探しに来ているようですね」
鳴狐「行った方がいい」
菊「そうね。それじゃあ、行きますね」
薬研「あぁ、また話を聞かせてくれよ」
秋田「たまにで良いので、遊んでくださいね」
菊「えぇ、もちろんよ。それじゃあ、またね」
そう言うと、私はそのまま粟田口の部屋を出て、清光と安定の元へと戻った。
NOside
その後の粟田口部屋。
乱「菊姉、本当に見た目と性格以上に優しいね」
骨喰「そうだな。和泉守と堀川の言う通りの女士だったな」
薬研「・・・・・」
前田「？どうしたのですか？薬研兄さん」
薬研「ん？あぁ、いや」
厚「なんか、気になることでもあるのか？」
薬研「まあ、な」
五虎退「なんですか？」
薬研「いや、菊姉の事でな」
鯰尾「菊姉のこと？」
薬研「あぁ、菊姉。加州の旦那と大和守旦那の話をしている時、何処となく悲しそうな表情をしていたんだ」
一期「菊殿が？」
薬研「菊姉、何かあったんだろうな」
鯰尾「二人のことを兄弟の様に接してたから、二人の成長に悲しくなったとか？」
薬研「そんな風には見えなかったがな」
骨喰「何か隠し事をしているのか？」
一期「だとしたら、何を隠しているんだろうか」
薬研「まあ、少なくとも、菊姉から話をしてくれるまで待つまでだな」
前田「ですね。菊姉でしたら、いつか絶対に教えてくださいますよね」
五虎退「そ、そうですね」
乱「それまでは、いつも通りに菊姉と接しよう」
一期「あぁ、そうだね」
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KICU(プロフ) - ありがとうございます！頑張ります！ (2021年10月5日 21時) (
レス) id: afb88475f3 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 続きを気長に待ってます！応援してます( o≧д≦)oﾌｧｲﾄｰ!! (2021年10月5日 18時) (レス) @page17 id: aa405bd823 (このIDを非表示/違反報告)
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