プロローグ ページ1
〜とある本丸・審神者部屋〜
「失礼します。審神者様。少しよろしいでしょうか」
「おっ、どうした？こんのすけ」
こん「はい。実は今回、審神者様にご報告がございまして」
「報告？なんだ？」
こん「実はこの度、新しい刀剣が六振り実装されたのです」
「マジで？」
こん「はい。ですが、出てくるのは一振りだけとなります」
「ん？どういうこと？」
こん「歌仙様で例えますと、歌仙様が鍛刀された後は同じ刀剣である歌仙様は他本丸にもこの本丸にも来ない。つまり二振り目が来ないということですね」
「つまり、早いもん勝ちか？」
こん「そうです」
「それは実装とは言えないんじゃ」
こん「実装は実装です。ただし、今回の刀剣は少し特殊なので、一振りのみとさせていただいております」
「ふ〜ん。そうなのか。それで？それは他の審神者には言ったのか？」
こん「いえ、実装のことを知っているのは貴方だけです」
「じゃあ他の所からその刀剣が来たらどうすんだ」
こん「その時はバグと申します。他本丸でもバグはありましたし、それを瞬時に発見することもできるようにもなりましたから、それでなんとか納得されるでしょう」
「あっ、そう。・・・それで？その刀剣に特徴は？」
こん「はい。実はその刀剣、男士ではなく
・
・
・
女士なんです」
「えっ？マジ？」
こん「マジです」
「おっしゃ―！」
「うるさいよ！主！」
「はい、すいません。歌仙さん」
歌仙「まったく」
こん「では、その刀剣女士を鍛刀する際は、この条件が書かれた書類をお読みください」
「条件なんてあるんだな」
こん「特別な一振りですから、当然のことです」
歌仙「ふむ。もし他本丸で条件を満たしていない、或いは知らぬ間に条件を満たしていたことで、その刀剣女士が鍛刀されたら、その書類はどうするんだい？」
こん「まあ、その際は私がこっそりその書類を抜き取りに来ます」
歌仙(ある意味それは“ほらー”というものだろ)
こん「報告は以上です。他に何かご質問は？」
歌仙「いや、大丈夫だ。ありがとう」
こん「はい。では、私はこれにて失礼いたします。何かありましたら、お呼びください。それでは」
ﾎﾞﾌﾝｯ！
「ヤッター！女士がうちに来る〜！ひゃっほ〜！」
歌仙「うるさいよ。主。少しは落ち着きたまえ」
「もう落ち着く気力すらないよ！ひゃっほ〜い！」
歌仙「あ〜る〜じ〜」
「ﾋｯ！(こ、これは)」
歌仙「首を差し出せ！」
「ギャー！」
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KICU(プロフ) - ありがとうございます！頑張ります！ (2021年10月5日 21時) (
レス) id: afb88475f3 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 続きを気長に待ってます！応援してます( o≧д≦)oﾌｧｲﾄｰ!! (2021年10月5日 18時) (レス) @page17 id: aa405bd823 (このIDを非表示/違反報告)
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