八話 ページ9
「なんだい。怪我人は無しかい。つまんないね」
[与謝野晶子────
─能力名「君死給勿」]
「なかなか出来るようになったじゃないか。太宰。だが、僕には遠く及ばないけど」
[江戸川乱歩────
──能力名「超推理」]
「でもこの人をどうするんです?自覚はなかった訳なんでしょ?」
[宮沢賢治──────
─能力名「雨ニモ負ケズ」]
「確かに。もしかして、このまま軍警に渡すんですか?」
[神崎菊──────
─異能力名「夜叉」]
国木田「うん。そうだな。どうする?太宰。一応、災害指定猛獣だぞ」
[国木田独歩────
─能力名「独歩吟客」]
A「うーん、その前にそこの新入社員ちゃんに挨拶しても?」
国木田「あぁ、構わん」
A「とりあえず、初めまして。私は太宰A。貴方は?」
菊「神崎菊です。通称、作者でもあります」
そう言うと、その場に居た乱歩以外の全員は驚いていた。
(菊(作者)のことに関しては【文豪ストレイドッグス】大切なもの・守りたいものの十一話をご覧下さい)
菊「んで?本当にどうするんです?その子。災害指定猛獣として、そのまま軍警に渡すんですか?」
そう言うと、Aはクスッと笑った。
全「?」
A「実はもう決めてあるの」
[太宰A──────
─能力名「人間失格」]
そう言うとAは直ぐに中島を見た。そして中島が云った言葉を思い出した。
《僕なんか、孤児院でもずっと駄目な奴って言われてて、その上、今日の寝床も明日の食い扶持も知れない身で。
確かにこんな奴が何処で野垂れ死んだって誰も気にしない。いや、いっそ虎に喰われて死んだ方が》
A(死ぬ、か。私にとっては、相手が目の前で死ぬ姿は、見たくないわね)
Aはそう思った後、笑顔で言った。
A「うちの社員にする」
宮沢「おぉー.。.:*・'(*°∇°*)'・*:.。.」
菊「嘘でしょ?」
与謝野「何それ?」
乱歩「やっぱり莫迦だな。太宰は」
国木田「はぁー!?何の権限があって貴様は!( `皿´)キーッ!!」
菊「(つ´∀`)つ マァマァ」
Aは皆にそう言った後、直ぐに中島の方に向き直った。
A「起きなさい!少年!」
中島「・・・んんっ」
Aが大きな声でそう言うと、中島はゆっくりと目を開けて、周囲を見渡した。
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