十七話 ページ19
Aside
A「如何して、分かったの?」
菊「おっ、其れを云うって事は、中りですね!」
国木田「おぉー」
中島「凄い!」
谷崎「太宰さんの前職を中てるなんて、凄いですね」
ナオミ「でも如何して御分かりに?」
菊「ん?あぁ、太宰さんにも聞かれたね。う〜ん、じゃあ私の前職を中ててみてくださいよ。そしたら如何して太宰さんの前職を中てられた理由が分かると思いますよ」
中島「前職?菊の前職って、学生さんじゃないんですか?」
菊「うん。そうなんだけど、それ以外の前職を中てて下さい」
国木田「其れ以外?飲食店の店員」
菊「違う。其れは前職と云うより、前アルバイトです」
国木田「前アルバイトだったか」
菊「因みに今でもその前職で副業として働いています」
国木田「今でも働いているのか?」
中島「う〜ん、何だろう。思い浮かばない」
菊「ヒント云いましょうか?」
谷崎「お願い」
菊「ヒントは、太宰さんの知り合いであり、お友達である人が、私の上司です」
私の友人が、彼女の上司?私の友人なんて、私が知っている中で、一人しかいない。若しかして。そう思っていると、
prrrr!ピッ
谷崎「はい。谷崎です・・・・・・・はい・・・・・・はい。分かりました」
ピッ
国木田「依頼か?」
谷崎「はい。依頼人の方は既に事務所の方に」
菊ちゃんに色々聞きたいことは在ったのだけど、依頼人が居るんじゃあ仕方ないか。
A「さあ、仕事の時間よ。菊ちゃんには依頼の後で、色々話を聞かせて貰うよ」
菊「アッハッハッハ、は〜い」
そう言った後、私達は直ぐに事務所に向かった。
菊side
いや〜、怖い怖い。流石にあのヒント云ったら分かっちゃうかな?でも、何れは分かる事だ。別に良いだろう。あっ、でも何効かれるのかな?ちょっと其処は気になるかな?
菊(う〜ん、あの人の云った通りだったな〜。私、太宰さんの事、甘く見てたかも。でもまあ、ヒントでは友達って言ったけど、太宰さんは今でも、あの人の事、友達だと思っているのかな?)
そう思いながらも私は事務所へと向かった。
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