校長交代か？ ページ33
バタンッ！！！
するといきなり扉が開いて、クィレル教授が駆け込んで来た。
「トロールが…！地下室に…！お知らせしなくてはと思って… 」
そこまで言うと教授はバッタリと倒れた。
『うわああぁぁぁぁーーー！！！』
大広間は大混乱に陥った。
「静まれぇ！！」
『きゃあぁぁぁ！！』
ダンブルドアが威厳たっぷりに叫んだが騒ぎは収まらない。
ダンブルドアは泣いた。
『ソノーラス、響け！』
「静かに！！』
シエルが魔法を使い叫ぶと、生徒たちはやっと黙った。
「グリフィンドール生、ハッフルパフ生、レイブンクロー生は監督生が引率して
寮へ戻って！誰も外に出ちゃダメだよ！スリザリン生は大広間で待機！先生方、
何人か大広間で護衛をしていてください！以上！」
ここまで言うと、生徒や教授たちは動き出した。
３寮の生徒たちが監督生に連れられて避難を始めると、シエルも動き出した。
『ファントム・ミラル、分身出でよ！』
杖を構えて呪文を唱えると、シエルの目の前にもう１人シエルが表れる。
そう、シエルが今朝ご機嫌だった理由は、ついにオリジナルスペルが完成したから
だったのだ。
幸い周りの生徒は我先にと逃げるのに精いっぱいなので、シエルが増えた事に
気付いていない。
本物のシエルは、トイレにいるハーマイオニーを救助すべく、床に倒れている
クィレル教授を踏んで、殺せ○せーもびっくりのスピードで廊下を駆け出した。
トイレに近付くと、ひどい悪臭がする様になって来た。
「おえぇぇぇ… 」
吐き気をこらえ、女子トイレに駆け込むと、ハーマイオニーのいる個室を蹴破り、
ハーマイオニーを引っ張り出した。
「キャッ… シエル！？…この匂いは何？」
「トロールが来る！逃げるよ！」
困惑しているハーマイオニーにそれだけ叫ぶと、その場を立ち去ろうとして、
出来なかった。
女子トイレに入って来たトロールと目が合ったからだ。
「ブオオォォォォ！！！」
『プロテゴ！』
トロールは鼻息荒くうなり声を上げ、手に持っている棍棒を振り上げるも、シエルの
張った盾に阻まれる。
『ハーマイオニー！』
そこに、ハリーとロンが駆け込んで来た。
トロールが標的を変え、ハリー目がけて棍棒を振り下ろす。
『イモビラス！ステューピファイ！』
が、シエルの放った呪文でトロールの動きは止まり、ノックアウトされた。
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スタートゥインクルプリキュア☆ - コメントありがとうございます！初めていただいたのでとても嬉しいです！これからも投稿頑張るので応援よろしくお願いします。 (2020年9月13日 17時) (
レス) id: 78f0d52032 (このIDを非表示/違反報告)
きゃーぽん(プロフ) - 面白いです！これからも頑張ってください (2020年9月13日 12時) (レス) id: 0aee990b2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スタートゥインクルプリキュア☆ | 作成日時：2020年8月22日 17時
