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｢＿＿＿ではクラウス様が直々に本国へ？｣
｢ああ、例の品が手に入ったと連絡があった。今回は大分手こずったようだな｣
｢6時にはこちらに着くそうだ、商談は我が家で行う｣
そう言うと新聞を置き、頬杖をついてAを見上げる
｢どういうことかわかるな？A｣
｢心得ております。必ずやクラウス様にご満足頂ける最高のおもてなしを＿＿＿＿｣
胸に手を添え頭を下げる
｢では私は準備を致しますのでこれで｣
｢ああ、頼んだぞA｣
｢おまかせ下さい｣
手袋をギュッと引き気合いを入れる
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数時間後、Aがおもてなしの準備をしていると
シエルから呼び出しのベルが鳴った
｢この忙しいのに坊ちゃんは…何の用でしょうね｣
やれやれと呆れながらシエルの部屋に向かうAを後ろからにやにやと見ている3人
｢Aのあの気合の入りかた…間違いねェな。今日は客が来るに違いねぇぜ！｣
｢まっ間違いあるないネ｣
｢ごちそうが食べれるねっ！！｣
わーいっと喜ぶフィニのおでこをつんと指差すバルド
｢バァータレ！そうじゃねェだろ｣
｢え？｣
｢これはチャンスだ！一歩先行くサービスであのAをあっと言わせてやるんだよ！そんで好感度アップだ！！オレ達使用人の腕の見せ処ってもんだ、そうだろ？｣
おそらく好感度アップの方が本命である
｢あっそうか！！Aさんに褒めて貰える！！｣
キラキラと目を輝かせるフィニ
一方でメイリンはAに褒められる妄想をしてにやにやしている
｢じゃあっ僕はお客様が見たことないくらい美しい庭にしてみせます！｣
｢じゃあワタシお客様用のティーセット新品に負けないくらいピカピカにするだよ！｣
｢そいじゃオレ様は客が驚いてアゴ外しちまうくらいスゲェメインディッシュを作ってやるぜ！｣
｢よーしじゃあ作戦実行だっ、がんばるぞーっ！！｣
バルド達はおーっと気合いを入れて自分の持ち場に戻る
·
シエルに呼び出されたAは
｢何かご用ですか？｣
｢腹がへった、何か甘いものが食べたい。パフェ的な｣
｢いけません坊ちゃん、それ食べたら夕食残すでしょう｣
｢お前が作ったものは別腹だ。いいから作れ｣
｢ダメです｣
という会話を広げていた
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MOMO(プロフ) - これで終わりではない……ですよね！？お気に入り作品にしようとしたんですがお気に入り作者しか出来なくて心配だってんです！！シエル君大好きなのでもっとシエル君の作品増えてくれるといいなって思ってたのでこんなにいい作品があるの嬉しいです！！頑張って下さい！ (2023年2月20日 4時) (
レス) @page11 id: 086efc5a74 (このIDを非表示/違反報告)
Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️めっちゃこの物語良き過ぎます(๑•̀ㅂ•́)و✧更新されるのを楽しみにしています(*^^*)🎵𓈒𓏸 (2022年9月14日 20時) (レス) @page11 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃香 | 作成日時：2022年2月15日 22時
