検索窓
今日:3 hit、昨日:9 hit、合計:31,258 hit

Story1 part2 ページ4

??「!...ルイス!!」

ルイス「...お帰りなさい、兄さん」

??「何してるんだ、まだ寝てないと...」

サイ「手足は動くんです、少しくらいお手伝い
頂いても罰は当たらないでしょう?お帰
りなさいませ、アルバート坊っちゃま、
アイリスお嬢様」

アル「....また勝手なことを」

アイリス「(キッ」

サイ「...おい貴様!!」

??「!」

サイ「誰の許しを得てご家族の馬車に乗ってい
る!!分を弁えろ!!」

アイリス「違うわ!私達が、彼をのせたの!」

??「...ルイス、先に部屋へ(コソッ」

ルイス「はい(コソッ」

サイ「アルバート様も、アイリス様もこの者達とは
適切な距離を保って頂かないと私が奥様
にまた叱られてしまいます...さっさと
コートを脱げ、靴もだぞ、アルバート坊
っちゃまのお下がりとはいえおまえには
勿体無いものなんだからな...羨ましい
ですな、こんな高価な衣装に身を包み家
の手伝いもせず町をブラブラ、ほんの少
し前まで裏路地で残飯漁りをしていた子
供とは到底思えない...まさか自分より
遥か下の階級の者に仕えることになると
は、私も随分と落ちぶれたものだ....」

アイリス「サイモン!!」

コンコン

??「只今戻りました」

母「...私のてがみちゃんと出してきたでしょ
うね?」

??「はい、お母様(ニコッ」

母「勘違いしないで欲しいわね...っ
孤児を養うのは高貴なる者の務め!
慈善活動!誰が欲しくて養子なんか招くも
んですか!!貴族であるこの私を『お母
様』なんて呼ばないでちょうだい!!!
薄汚いアンダークラスの分際でッ!!!」

??「(ニコッ」

母「........ッ」

ウィ「お母様...?」

A「ッ!おば様!!」

母「...ウ、ウィリアム...Aちゃん
お、お帰りなさい、今日は授業早く終わっ
たのね...」

ウィ「...何だ、大声が聞こえたからまたお父
様と喧嘩でもしてるのかと」

母「....そんなこと...」

ウィ「お父様はいないの?今日も市議会?」

A「ウィリアムッ」

ウィ「それともまた愛人の所?」

A「ウィリアム!」

ウィ「全く困ったものだよ、お母様も世間体な
んてきにせずさっさと離婚しちゃえば良
いのに...けど無理か、身分の低い女に夫
が夢中だなんて社交界に知れたら一生笑い
者だもんね」

母「...」

ウィ「後で部屋においで、一緒にお菓子を食べよう..」

Story1 part3→←Story1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 3.4/10 (83 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
49人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

翡翠(プロフ) - オリジナルになってますよ。訂正してね (2021年1月30日 10時) (レス) id: 55b8ad3b21 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Alice | 作成日時:2020年12月22日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。