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kwkm side
今日は本当は講義があったんだけど急遽潰れて暇になったので帰ってきてしまった、
一人でゆっくり読書でもしたいなあと駅から歩いて来たら階段で座っているAさんがいた。
やっぱり名前だけじゃなくて見た目もあいつそっくりで。
「Aさん?」
気づいたら声をかけてしまっていた
目の前の人はあいつじゃなくてあいつと瓜二つの別人だと言うのに
ああもう、忘れようとしてたのにこの人を見ると嫌でも思い出す·····
ほっとけない所も、
ほら、すぐ泣く所も·····
「じゃあ俺も手伝う」
余計なお世話かもしれないけど泣かせたのは俺だから罪滅ぼしをさせてくれないかな、
なんて言えないけど
「ええから、少しくらい手伝わせて?それに、泣いてるAさんのことほっとけるわけないやん?」
気づいたら指で彼女の涙を拭っていた
またかっこつけてしまったかな
いざ冷静になると恥ずかしい
とりあえず荷物を全部運ぼう
この変な気持ちを早く忘れよう
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作者名:しぇりー | 作成日時:2019年9月10日 23時