feeling.11 shine ページ13
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円｢まずは走り込みからいくぞ!
その後は､ペアを組んでパス練習!その後は､ﾐﾆｹﾞｰﾑをする!
じゃあ走り込みだ!｣
意外とまとめてるじゃん､円堂｡
ちょっと見直したかも･･･
風｢A､一緒に走ろうぜ｣
貴｢うん､わかった｡｣
どうやらｸﾞﾗｳﾝﾄﾞを10周するらしい｡
余裕､かな?意外とね｡
貴｢でも君､足速いじゃないか｡
元陸上部って聞いたよ｡｣
そう言うと､ちょっとだけ苦い顔をして
｢まぁな｣という言葉がかえってきた｡
もしかして､事情あり?
貴｢まぁ､深い理由は聞かないよ｡
走ろうか､その君の風で…｣
意味ありげに僕は伝えた｡
風｢…!あぁ!｣
あぁ､僕に感情を教え込まないでおくれ｡
僕が､壊れてしまうから…
貴｢……｣
彼の後ろ姿を目に映しながら
一人､胸を掴んでみた｡
貴｢走らな…きゃ…｣
もし｡
もし笑えたら｡
僕に力があったのならば｡
あの人も…
亜依も､救えたのかもしれないのに｡
走りながらじゃ､そんなこと…
まともに､考えられなくて｡
今は部活中､ってことを頭に叩き込んで
走り込みに集中する事にした｡
貴｢…僕って弱いな…｣
虚しく空に吸い込まれる､僕の言葉｡
空の色は､雲ひとつなく｡
鮮やかに澄みきっている｡
それに対し､僕はどうだろう｡
過去を引きずる､弱いやつなんだよな…
なにか｡
なにかの鎖に､縛られててね…
動けないんだよ…｡
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風｢集中しろっ!!｣
貴｢…ｯ!!｣
彼の言葉で目が覚めた｡
今､パス練習だったよね…?
風｢お前が何か過去にあったってことも知ってるよ!引きずってることも!
確かに俺は､お前のこと何一つ知りやしない…
けど､お前は…Aは､何か…縛られてる気がするんだよ…
俺の､単なる気のせいかも…しれ､ないけど｡｣
いきなりだ話しだした彼の声に戸惑いながらも
僕はただ､胸に染みてくる言の葉に
ただ心を預けていた｡
風｢でも､救ってあげたいんだ｡
笑うことで､救えるなんて甘い考えだけど､さ｡
笑顔になれたら､ほんの少しでも
変われると思ったんだ!｣
君が､輝く光に見えた｡
手を､伸ばしてしまいそうだった｡
…否､伸ばしてしまったんだ｡
貴｢…!!｣
ー哀れな人間の欲望ー
ー助かりたい､その一心なのにー
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亜麗ノア(プロフ) - 作夜さん» その様に思わせてしまい､申し訳ありません｡今後気を付けるようにします｡その様に言っていただき､ありがとうございます! (2012年10月21日 7時) (携帯から) (
レス) id: d37f8ae8d8 (このIDを非表示/違反報告)
作夜(プロフ) - 自分で駄作と言って低評価は駄目っておかしくないですか？でも、僕はおもしろいと思いましたよ (2012年10月18日 0時) (携帯から) (レス) id: 5d6a5ec957 (このIDを非表示/違反報告)
ruka＠神命(((プロフ) - 亜麗ノアさん» よろしくおねがいします!!┌(┌＾o＾)┐← (2012年10月13日 21時) (レス) id: 329bd863c9 (このIDを非表示/違反報告)
亜麗ノア(プロフ) - ruka＠神命((さん» すごい!一日で続編!?半端ない…!!今すぐ小説に出現しますぜ!← (2012年10月13日 21時) (携帯から) (レス) id: d37f8ae8d8 (このIDを非表示/違反報告)
ruka＠神命(((プロフ) - 亜麗ノアさん» えっと、一昨日作り始めて･･･続編行ってもうた←あ、題名は【イナGO】俺の事、女子だと思った人ｫｫｫｫｫ!!挙手ｩｩｩ!!←だよ!! (2012年10月13日 21時) (レス) id: 329bd863c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*Noah* | 作成日時：2012年10月5日 22時
