feeling.6 way back ページ8
貴｢…僕は笑わない｡笑いたくても｡
泣きたくても､泣かない｡…つまらない人間だと思うかもね｡
でも､物事にはちゃんと理由があるものだ｡｣
間違いなく僕は言い切った｡
でもこんなにも僕に関わってきたのは､君が初めてだ｡
しかも初対面で｡
風｢…何か､過去にあったのか?｣
貴｢そう取ってくれて構わない｡
君は面白い人だね､僕に直接関わってきて｡
それにｻｯｶｰも面白いと思うよ､心の奥底ではね｡｣
最後の言葉を強調して言った｡
何とでも思えばいい｡冷たい人間だ､と｡意味が分からない人間だ､と｡
ﾏｽﾀｰが全て…僕が存在する意味なんだ｡
ﾏｽﾀｰに出会った､赤に染まったあの日がー…
神様が僕に下した､運命ってやつだろう｡
風｢じゃあ､笑わせてやるよ｡｣
貴｢…?｣
風丸君は笑顔で言う｡意味が分からない｡
ー…笑わせてやる?
この僕を?どうやって?
風｢こうしよう､俺がAを笑わせられたら､Aのことを教えてくれ｡
何故感情を殺していたのかを｡
ｻｯｶｰが好きだろ?ｻｯｶｰ部にいれば自然と笑えるさ｡
もうすぐ夏休み…お前を笑わせるチャンスはいくらでもある!
お前の感情を､もう一度甦らせる!
だから､覚悟してろよ?｣
挑戦的な笑みを浮かべて彼は言った｡
ー…面白いじゃないか｡
貴｢受けて立とう｡僕の眠った感情を引っ張り出せたら､君は大物だよ｡
僕は手強いぞ｡｣
風｢おぅっ!お前の笑顔､見てみたいから､さ((ﾆｯ｣
ーーそして｡
僕達の極めて変な挑戦やら戦い的な何かが始まったのである｡
それは､僕を大きく動かす出来事になるのを
未来を知らない僕は､知る術すら無かったんだ｡
貴｢僕､家此処｡｣
風｢…嘘､俺､隣の家なんだけど｣
貴｢…知らなかった…｣
ちょうど近所だったんだ｡っていうか｡
貴｢ﾍﾞﾗﾝﾀﾞ､繋がってる｡渡れば通れるくらいになってるよ｡｣
風｢ﾎﾝﾄか!じゃあたまに遊びに行くな♪｣
ーー何故だ?!
貴｢僕は余り部屋にいない｡夜くらいだろう｡
それでも良いなら来ればいいよ｡君の挑戦やらの為に…ね?｣
風｢んじゃ､遠慮なく♪｣
その後､携帯のﾒｱﾄﾞを交換して､家に入った｡
本当に風丸君って変な人｡僕の感情を引っ張り出すなんて｡
眠ったままの感情を呼び覚ます…とか､明らかに変だ｡
貴｢君は､出来るのかな?｣
悪戯に呟く｡心の奥の､奥の､奥深くでは､きっと僕は楽しんでいるんだろう｡
何だか､今日の僕は変な気がするんだよー…
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亜麗ノア(プロフ) - 作夜さん» その様に思わせてしまい､申し訳ありません｡今後気を付けるようにします｡その様に言っていただき､ありがとうございます! (2012年10月21日 7時) (携帯から) (
レス) id: d37f8ae8d8 (このIDを非表示/違反報告)
作夜(プロフ) - 自分で駄作と言って低評価は駄目っておかしくないですか？でも、僕はおもしろいと思いましたよ (2012年10月18日 0時) (携帯から) (レス) id: 5d6a5ec957 (このIDを非表示/違反報告)
ruka＠神命(((プロフ) - 亜麗ノアさん» よろしくおねがいします!!┌(┌＾o＾)┐← (2012年10月13日 21時) (レス) id: 329bd863c9 (このIDを非表示/違反報告)
亜麗ノア(プロフ) - ruka＠神命((さん» すごい!一日で続編!?半端ない…!!今すぐ小説に出現しますぜ!← (2012年10月13日 21時) (携帯から) (レス) id: d37f8ae8d8 (このIDを非表示/違反報告)
ruka＠神命(((プロフ) - 亜麗ノアさん» えっと、一昨日作り始めて･･･続編行ってもうた←あ、題名は【イナGO】俺の事、女子だと思った人ｫｫｫｫｫ!!挙手ｩｩｩ!!←だよ!! (2012年10月13日 21時) (レス) id: 329bd863c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*Noah* | 作成日時：2012年10月5日 22時
