曖昧ストライプ -another story- (ページ12)

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直人さんにすりすりしながら

ずっと自分がどれだけ会いたかったかを

熱弁する玲於くんを放置して

ふたりで色々見ながら

これええやんとか

これれいに似合いそうとか

まるで自分達の事決めてるみたいで。

『 .....どしたん、そんなにやにやして』

｢ん？...なんか羨ましくなっちゃった。

直人さんもほんとに幸せそう｣

『なあ、A？』

｢んー？｣

『 .......Aはしたい？...結婚。』

｢そりゃあ女の子だし、

いつかはウェディングドレス着て

結婚式したいよ～女の子の夢だよ～｣

『 .....しよか、俺らも。』

｢へ？｣

『仕事落ち着いたら、ちゃんと言わして』

｢ .......わか、った、｣

真剣な目でそう言った龍友は

また手元のカタログに目を落として

これ可愛えな～とか

Aやったらこっちやなとか

嬉しそうに呟くからこっちまで嬉しくなって。

気付いたら直人さん達の事も忘れて

ふたりで指輪のカタログ眺めてた。

片寄｢あー！おいそこ！いちゃいちゃすんな！｣

玲於｢いいじゃないっすか直人さん！

俺がいるじゃないっすか！｣

ああ、幸せ。

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プロポーズ大作戦！

『結婚しても今まで通り

べったべたに甘やかしたるから覚悟せえよ！』

｢ふふっ.......はあい、｣

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