第八話 ページ9
「グオオオオォォーっ！！」
雄叫びをあげた白虎は中原に襲いかかる。
グッと身構える中原。瞳は青く透き通っている。
白虎は中原に突撃する。中原はそれをするりと避ける。
そのままの勢いで壁に激突する白虎。白虎に目を向ける中原。
すると立ち込める白煙の中から、ギラギラ輝く獣の眼が見えた。
「こりゃすげェ。それをくらって無傷とはなァ」
白煙の中から姿を現した白虎に感心する中原。マイペースである。
体制を立て直した白虎はもう一度中原に襲いかかる。
中原はそれをしゃがんでよけた。すると、中原の後ろに
積んであった木箱が一瞬にして木端微塵となってしまった。
「おォ…人の首くらい簡単に圧し折れるな…」
感心している間にも、白虎の第二の攻撃がせまっていた。中原は
今度は真上に飛び上がり、攻撃を避けた。そしてその勢いで
奥の壁へと身を下げた。それがいけなかった。
(やべェ…)
(こいつどうやって戻しゃいいんだ！？)
中原の異能力は、ベクトルを操る“重力操作”だ。
敦を正気に戻せるような都合のいい異能力ではない。
重力で捩じ伏せてもいいが、それでは敦の命の保障が出来ない。
中原は攻撃を避けながら考えていた。
そう考えている内に、壁に追いやられてしまった。
正確には中原が自分で壁に行っただけなんだが。
(くっそ…こうなりゃ、一発くらっとくか…)
中原は、自分の身体を犠牲にもう一度作戦を考えようと考えた。
迫ってくる白虎に、覚悟を決めてキイッと白虎を睨んだ中原。
その時だった。
「誰だい？“僕の中也”に手を出そうとしているのは」
中原と白虎を青白い光が包んだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
やっとや…やっと書きたい場面がかけた…。
さて、最後に喋ったのは誰でしょうね？
まあ皆さん分かると思いますがね←
二連続更新頑張りました！疲れました！←
ここまで読んでいただきありがとうございます！
次回を結構お待ちください！！←
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街うさ - ちゅや推しなのでこのお話大好きです！ﾎﾟﾂｨとお気に入りしときます！ (2019年12月25日 2時) (
レス) id: 163054ed53 (このIDを非表示/違反報告)
さばのみそにかん(プロフ) - いっちゃんさん» お褒めのお言葉、ありがとうございます！ご期待に答えられるよう頑張ります！ (2019年12月14日 21時) (レス) id: 18d83fcc83 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん - 面白い！私こういう作品は好きです！更新楽しみにしています！！ (2019年12月1日 2時) (レス) id: b69b77c746 (このIDを非表示/違反報告)
さばのみそにかん(プロフ) - 銀桜さん» 相互フォローしました！これからよろしくお願いします！ (2019年11月26日 20時) (レス) id: 18d83fcc83 (このIDを非表示/違反報告)
さばのみそにかん(プロフ) - 二次オタコミュ障さん» か、神ですかっ！？そう言っていただき光栄です！ご期待に答えられるようがんばります！コメントありがとうございます！ (2019年11月26日 20時) (レス) id: 18d83fcc83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さばのみそにかん | 作成日時：2019年6月17日 19時
