嫌よ嫌よも好きのうち。-Ki- ［2］

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いつもの朝。









電車の中で、北山と合流して



駅で裕太と藤ヶ谷くんと合流。









そして、学校に着くと


大量の女の子たちが3人を待っている。









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…ここまでは、いつもの朝だった。









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大量の女の子たちの中のほとんどが



いつもみたいに




キラキラした笑顔じゃない。









中には、泣いている子もいる。









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北山「泣いてる…」









ボソッとつぶやく北山。









藤ヶ谷「なんかあったのかな…」









玉森「ね…どしたんだろ」









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なんか……








嫌な予感しかしない。









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学校に入ると、掲示板の前に


たくさん人がいた。







そして、うちらに気がつくと



みんな、掲示板から離れていった。









そして……









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A「えっ……」









玉森「なにこれ…」









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掲示板に貼られていたのは




一枚の写真。









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そしてそれは


間違いなく









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私と裕太だった。









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