嫌よ嫌よも好きのうち。-Ki- ［2］

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私は、なぜ


この人間の存在が恋しくなっていたのか…









今となってはもう思い出すことができない。









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駅に着いて、

藤ヶ谷太輔と玉森…




いや、裕太を見つける。









昨日の今日で、

さすがに会うのはキツイ…









って思っても


「今日は、1人で学校行くね」


なんて北山に言ったら


「なんで？え？なんで？」


って言われて、めんどくさいことになるから




結局、裕太と会う羽目になってしまう。









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北山「おっは〜」






藤ヶ谷「おはよう」







玉森「おはよ、A」









A「おはよ…」









いきなり、私に挨拶ですかっ…？！









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北山「玉〜、俺におはようは言ってくれないの？笑」









玉森「うん」









北山「うんって、寂しいこと言うなよ〜。

学校、昨日ぶりだって言うのにさ〜。」









藤ヶ谷「お前、ホントに風邪ひいたのかよ笑」









北山「なに疑ってんだよ！！

ホントだしっ！！」









藤ヶ谷「闇上がりにしては、元気過ぎるな笑」









北山「完全に治ったから、元気いっぱいなんだよ！


元気なことはいいことだろ？


な、A？」









A「いや、急に振られても困るし笑」









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やっぱり、


私はこの3人といることで




楽しいって感じるようになってる…









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