嫌よ嫌よも好きのうち。-Ki- ［2］

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朝。









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いつもと同じ電車に乗ったけど…









あれ？？









北山宏光がいない…









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いつもこの時間に



必ずこの車両に乗ってるのに…









乗り遅れたのかな…？









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って、

あんなにウザがってたのに

いざ北山宏光がいなくなると





こうやって気にかけちゃう私。









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学校の最寄り駅に着けば


見えてくるベンチに座ってるイケメン2人。









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彼らに近づくと



玉森裕太が、私に気がついてくれて



「おはよ」とあいさつした。









A「おはよ」









藤ヶ谷「あれ？北山は…？」









A「それが、今日いなくて」









玉森「乗り遅れたのかな？」









藤ヶ谷「LINEしてみる？」









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でも、結局しばらくLINEが返ってくることはなくて




仕方なく学校に向かうことにした。









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玉森「なんか、このメンバー珍しいね笑」









藤ヶ谷「初めてじゃない？」









A「いっつも、北山宏光いるからね笑」









藤ヶ谷「あいつ、Aにくっつきすぎじゃない？笑」









A「ホントだよ笑


気持ち悪い笑」









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