嫌よ嫌よも好きのうち。-Ki-

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A「……」









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美香「私がこの前言ったこと、


忘れたとは言わせないわよ。」









A「……」









美香「あの方々に近づいたら、どうなるかわかってる？
って言ったのよ！」









その言葉を言い放ったと同時に



西岡美香が私の肩を思いっきり押した。







そのせいで、私はふらりとよろめいてしまった。









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美香「それに、あなた


よく北山くんと言い合いしてるじゃない。





どういうつもりなのよ」









「……」









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だって、北山宏光がウザいんだもん。









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なんて言ったら、



きっと私の命はない。









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美香「今度、北山くんにそういうことしてみなさいよ。



そしたら、北山くんのファン全員で


あなたをいじめてあげるから。






覚悟しなさいよ！！」









そう言って、



すごい私を睨んで、帰っていった西岡美香。









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はぁ……









まだ朝だよ…









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朝から憂鬱だな……









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ってか、北山宏光が



勝手に私に関わってくるんだもん。









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それなのに、どうしろって言うのよ…









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