Story60-適任者 ページ1
結局午前中の授業は全然集中出来なくて、あっという間に昼休みになった
今日も何か飲み物を買いに自販機へと向かった時だった
｢また会ったな｣
ガコン、と落ちてきた缶を拾った時
背後から聞き覚えのある声がして私は振り向いた
あ｢霧野先輩!｣
霧｢今日も買いに来たのか?｣
あ｢はい、先輩も…?｣
霧｢あぁ、奇遇だな｣
先輩はそう言って私に微笑んだ
あれからというもの、霧野先輩とは付き合う前の…あのただの先輩と後輩という関係に戻っていた
最初は少し気まずかったのかもしれないけど、次第にそんな気持ちも消えていた
すると落ちてきたペットボトルを拾いながら先輩が問い掛けた
霧｢昨日、剣城とはどうなったんだ…?｣
あ｢昨日っ、き、京介と!?//｣
霧｢ん、あのカフェオレ渡したんだろ?｣
あ｢え、あ、あぁ…わ、渡しましたよ｣
昨日って、昼休みの事か
てっきり放課後の告白の事かと思って焦ってしまった
それに…よく考えたら霧野先輩はその事を知らない…もんね
霧｢何だ?それ以外に何かあったのか…?｣
あ｢い、いえ…別に…｣
霧｢ふーん…｣
やっぱりこういうの、言いふらすような事じゃないと思うけど
今の私だけじゃどうすればいいのか分からないのも事実だ
それに、私のこの心の中にあるモヤモヤした気持ちも
自分ではどうしようも出来なくて
霧｢じゃあ、俺はそろそろ行く……｣
あ｢あ、あのっ先輩…!!｣
教室に向かおうと足の向きを変えた先輩を私は引き止めた
あ｢ちょっと、相談したい事があるんですけど…いいですか?｣
霧｢相談?別に構わないけど……｣
もしかしたら、人に聞いてもらう事で何か分かるかもしれない
霧｢じゃあ、少し場所を変えよっか｣
.
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革ベルト
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桜田早苗(プロフ) - ふぶきさん» 京｢…何だよその態度((ﾑｯ｣蘭丸>だだだ黙らないでいいからねっ!; (2012年7月6日 17時) (携帯から) (
レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 京ちゃんっ子さん» あああありがとうございますっ(泣)そんな感激過ぎてなんと言えばいいのか(゜Д゜≡゜Д゜)←はい、是非お友だちになりましょうヽ(・∀・)ノ (2012年7月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 剣城かおりさん» お久しぶりです(σ*´∀｀)そうですねww後でちゃんと言いつけておきましょう(笑) (2012年7月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
ふぶき - 桜田早苗さん» べっつにぃ…
蘭丸:…← (2012年7月4日 20時) (携帯から) (レス) id: 89c7568d94 (このIDを非表示/違反報告)
京ちゃんっ子(プロフ) - 桜田早苗さん､いつも楽しみに見てます！ 大ファンです！ぜひお友達になって下さいませ！ これからも応援します！ がんばってください！ (2012年7月4日 20時) (携帯から) (レス) id: 84ba2bf5d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田早苗 | 作成日時：2012年5月25日 17時
