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大「 Aちゃん 」
「 んっ … 」
目が覚めると左隣に座っていた大樹くんの肩を借りていた
「 うそ、ごめんなさい! 」
大「 気にしなくて大丈夫だよ 」
周りを見ると他の皆はいなかった
大「 着いたから皆先に行っちゃった 」
「 私のせいで、本当にごめんなさい 」
大「 ほんと大丈夫だよ。2人で行こっか 」
「 うん 」
健ちゃんから借りたというリムジンの鍵で車を閉めて歩き出す
「 雪だ、、 」
大「 すごい積もってるね 」
「 これ春には全部溶けるの? 」
大「 多分幾つかは残るんじゃないかな? 」
「 へぇ〜、そういえば大樹くんは直人さん達と何繋がりなの? 」
大「 臣達とは同級生で、直人さんとはダンスで 」
「 じゃあ大樹くんも踊れるんだ 」
大「 まぁ 」
「 すごいなー 」
大「 Aちゃんは何か習わなかったの? 」
「 特になにも 」
大「 やりたいのとか 」
「 やりたいのはいっぱいある 」
大「 じゃあこれから習うのか 」
「 ん〜、でももうこの歳で何か習い事始めるのって遅いと思うし 」
大「 俺は何かを始めるのに遅いってないと思うよ。むしろ後悔するよりいいじゃん? 」
「 後悔 … 」
大「 ここっぽいね 」
「 あ、うん!そうみたい 」
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作者名:優人 | 作成日時:2017年8月10日 1時