チェーンメール

現象 ページ5

ぼやぁとそう思っていたら千春が

「あ、そうそう、その初めの奴何分前に来た？」

と話しかけてきた。

「んー１０分ぐらい前かな？」

「ほほぅ！私あと２分ぐらいで１時間かな？」

「まさかの・・・」

「誰にも回してない」

そう言うと千春は右手でチョキをして

余裕余裕という顔で私を見ました。

「へぇ。千春は自分を信じｯ

「いや！やめて！」

私が話している途中に千春が叫びました。

「どうしたの!?千春!?」

「やめて・・・助けて・・・女の人が・・・女の人がぁぁぁぁ！」

「千春!?」

私は何がなんだがわかりませんでした。

「こっち来ないでいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！」

その時からです。

毎日千春が誰かに追われているような叫びを出したのは。

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