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俺、そんな軽いやつと思われてたってこと？
……悔しくて、涙が零れた。
けど、見られたくない。
泣き顔を見せたら、余計に惨めになると思った。
なのに、無情にも涙は溢れて、
「えっ、なんで泣いてんですか」
「…っ、泣いてなんかないっ！俺の服っ、どこ？帰るから返して下さいっ！」
「ちょ、帰るって、待って！」
大倉さんの手が俺の腕を掴む。
「いやや、離せっ！」
泣き顔なんて見せたくないのに、もうボロボロやった。
ひどい。
悔しい。
悲しい。
誰かの身代わりの方がよっぽど良かったかも知れへん。
けど、…… 好き。
いつの間にか、この人が好きで堪らなくなっていた。
「じゃあ、なんで怒ってるんですかっ！」
「好きやからに決まってるやろっ！！」
言ってしまって、ハッとなる。
「俺も。俺も、ヤス先生のことが好きです」
「えっ？」
「先生が大好きです。だから、誰かの代わりじゃ嫌なんです。俺を、先生のいちばんにして欲しいんです」
え？
どうゆうこと？
驚く俺に大倉さんも驚いて、
「もしかして、俺、あなたに好きやって言ってませんでしたか？」
おかしな質問。
俺は、
「言ってませんよ！」
即答すると、大倉さんは はぁと溜め息を吐いて、頭を抱えた。
「ごめんなさい！ 俺、ずっと先生のこと好きやなぁって思ってて、言ったつもりやったんです」
しくったー…って、めっちゃ落ち込んでる。
「…にばん目でもいいって、最初は思ってたんです。そのうち好きになって貰えたらええって。けど、それじゃあ嫌やって、あなたに触れているうちにどんどん欲が出てしまって。身代わりも嫌なんです。俺だけ。俺だけを好きになってもらいたいって」
「ちょっと待ってくださいっ、…俺、慣れてませんっ。大倉さんが初めてやったんです。でも、そんなん面倒くさいかなって、そう思われたくないのもあって、抵抗しなくて、けど、誰かの代わりとかないです！一体、誰のことを言ってるんですか…？」
「丸山先生と付き合ってるんやないんですか？」
「え、マル？」
「うん。寝言で名前呼んでたし、めっちゃ仲良さそうにしてはるし、俺、嫉妬でおかしくなりそうやったんやもん」
「ないっ！絶対ないですよ！マルは同僚で、多少なりスキンシップは過剰やけど、友人なだけですっ！寝言は、ただの寝言でしょう？」
誤解を解きたくて必死になってしまう。
それが伝わったのか、大倉さんが笑ってくれた。
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chugi(プロフ) - 華月さん» わぁー、華月さんありがとうございますー！😍久々の倉安さんほんと書いてて楽しかったです❣️はい、亮ちゃん来ちゃいます🤭どうなるのか私も楽しみでーす🥰 (2022年9月20日 21時) (
レス) id: 74696fc9b7 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - 可愛いー！いちゃいちゃ倉安可愛いですーっ😆💚💙そして亮ちゃん登場！どうなっちゃうのか！楽しみです🎵 (2022年9月19日 22時) (レス) id: a0ab68cfff (このIDを非表示/違反報告)
chugi(プロフ) - 蒼乃碧さん» 本当お久しぶりです！🤭きゃんきゃん仔犬りょーちゃん登場致します💛書いてて楽しいっす😍 (2022年9月19日 19時) (レス) id: 74696fc9b7 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃碧(プロフ) - ぎゃー！久し振りに嬉しいです！そして、亮ちゃん登場？波乱の予感… (2022年9月19日 18時) (レス) @page46 id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
chugi(プロフ) - 華南さん» 華南さーん！ありがとうございます😍久しぶりのこの2人が無性に書きたくなってマイペースに溜め込んでおりました。気まぐれ更新になると思いますが、また覗いてやって下さいませ🙏🏻😊 (2022年9月19日 17時) (レス) id: 74696fc9b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chugi
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年1月27日 18時
