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「 ただいまー」
「 おかえりなさい」
ニヤニヤが止まらへん。
「やっぱめちゃくちゃいい … 」
玄関入って部屋が明るいとか、直ぐカレーの匂いがするとか。
誰かが居る家っていいなぁって。
何よりも章大が出迎えてくれるんがやけど!
「 え、どおしたん? わぁ、イチゴも買ってきてくれたん? あ、ケーキも! ありがとう」
喜ぶ章大の顔が見れて大満足。
可愛いなぁって思わず頰にキスをすると、
なんか新婚さんみたいで擽ったいって言うから、
「 俺もそれ思っててん!」
「以心伝心やね」
「ほんまやなぁ。嬉しい」
「じゃあ、お風呂にする?ご飯にする?」
「ふはっ! やっぱご飯かなー!カレー食いたい」
「なぁ、そこは俺とちゃうん?」
睨む章大に あっ て気づく俺。
「も一回聞いてくれへん?」
「もぉ、無理やしぃ 。── なんて、嘘 。
忠義、ちょっとしゃがんで?」
なに? どおしたん?って、言われた通りに屈むと、
「お仕事お疲れさま」
そう言って頰にちゅっとキスして、離れたところで目が合って唇にキス。
そして、ぎゅうって抱き締めた。
「… こんなんされたら、章大を先食べたなるって」
俺からもキス。
離れてはくっ付いて、何度も繰り返す。
「 ベッド行く ?」
でも、カレー冷めちゃうからちょっとだけやで?
可愛いお誘いに幸せ過ぎてふわふわしてしまいそう。
… ちょっとだけで済む訳あらへんよ。
章大のうなじにキスを落とし、抱き上げる。
すると、タイミング悪くスマホが鳴った。
「 … 俺らこんなんばっかりやな」
「 ふふ、早よ出てあげて?」
クスクス笑う章大を車椅子に乗せて、鞄からスマホを取り出すと、横山くんからやった。
「明日の事かな?仕事になってん」
嫌な予感的中。
出てみると、
「お疲れ。さっきラインした件やけど、先方の希望で会って打ち合わせがしたいそうなんや。急で悪いんやけど、準備頼めるか?」
「あ、はい、それは大丈夫やけど… 」
「じゃ、明日の朝お前ん家まで迎えに行くから、着いたらまた連絡するな」
用件だけ言うと横山くんは電話を切った。
相変わらずなクールさ。
や、今はそれより、
「最悪や … 、家に帰らなあかん」
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chugi(プロフ) - mayufujiyoutomoさん» いつもありがとうございます^ ^ 遅筆なのが申し訳ないのですが、待っていて下さる人の有り難みがひしひしと伝わっております。あったかいv まだまだ続きますのでまたお越し下さい(*^^*) (2020年4月2日 20時) (レス) id: f4059ec95f (このIDを非表示/違反報告)
mayufujiyoutomo(プロフ) - 更新楽しみにしてました。これから先どんな展開なのか・・・ドキドキワクワクします。 (2020年4月2日 0時) (レス) id: e94c7fe551 (このIDを非表示/違反報告)
chugi(プロフ) - みさん» くらやすさんの好き好きがお伝え出来たのであればムフフv でございます^ ^ もうすぐ別展開が起こりますので暫しお待ちを! (2020年3月11日 7時) (レス) id: f4059ec95f (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - はわわわ、2人のやり取りがほんとにきゅんきゅんきます!!! (2020年3月11日 3時) (レス) id: ac9357cec1 (このIDを非表示/違反報告)
chugi(プロフ) - みさん» リアルでも倉安さんくらやす過ぎて幸せですよね^ ^ ありがとうございますv まだまだ盛り上がっていきましょーv! (2020年2月20日 7時) (レス) id: f4059ec95f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:chugi | 作成日時:2019年10月27日 11時