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本当に良かった。
じゃなきゃ、俺はまたひとりもやもやして迷ったままやった。
名残惜しげに唇を離す。
上目遣いの章大が小さく尋ねてきた。
「 … 忠義 、お風呂でしたん?」
「 え! … ええっ?」
「やって、中途半端になってもうたから … 」
「 や、ごめん っ、我慢出来ひんくて一回だけやけど … 」
何これ、なんの報告やねんっ。
「 もうしやん?」
「 し、してもいいの?」
てか、したい。
頷く章大 。
車椅子から章大を抱き上げようとしたら、
「ん 、まって … 。俺がする 、から … 」
ええっ?!
ベッドに座るように言われて、向かい合わせになる。
「 下っ 、えっと 、脱いでくれへんかな … 」
「 え 、パ、パンツも っ?」
「おん」
ドキド キする。
言われるままに下着ごとスウェットを脱いでまたベッドに腰掛ける。
見た感じちょっとかっこ悪い。
おまけに少したち出していて、これから始まる事に期待もしている。
章大が俺の隣に移動してきた。
密着する体。
伸ばされた手は俺のを緩く握るから、またドキド キしてしまう。
ゆっくりと近く章大の体が前屈みになる。
そして、俺のを口に含んだ。
「 っ、 !」
驚きと衝撃の二連発に気を失いそうになる。
や、勿体無いからそんなんならんけどっ、
やばい、気持ちいいっ。
「 ん … っ、は … 、っ」
俺を気持ち良くさせようと一生懸命な章大の肩を撫でる。
時折くるものがあってその肩を強く掴んで堪える。
息が上がって、
めっちゃ気持ちええ … っ 。
章大の舌遣いや指の動きに翻弄される。
やらしく立てられる水音がまた耳を刺激して気持ちが高ぶる。
「 っ はぁ… っ 、あ … かんっ、しょーた っ 、で る っ 」
追い上げられて、きゅっと先端を吸われたらもうあかんかった。
溢れ出る欲 。
章大の口の中に放ってしもうた … っ。
達成感に蓄積されていた疲労がどっと出てくるみたいやった。
けれど、後始末をとティッシュの箱を探して章大に渡す。
「 口ん中の、出して。ごめん 、我慢できひんかったわ … 」
気持ち良すぎて余韻がやばい。
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chugi(プロフ) - mayufujiyoutomoさん» いつもありがとうございます^ ^ 遅筆なのが申し訳ないのですが、待っていて下さる人の有り難みがひしひしと伝わっております。あったかいv まだまだ続きますのでまたお越し下さい(*^^*) (2020年4月2日 20時) (レス) id: f4059ec95f (このIDを非表示/違反報告)
mayufujiyoutomo(プロフ) - 更新楽しみにしてました。これから先どんな展開なのか・・・ドキドキワクワクします。 (2020年4月2日 0時) (レス) id: e94c7fe551 (このIDを非表示/違反報告)
chugi(プロフ) - みさん» くらやすさんの好き好きがお伝え出来たのであればムフフv でございます^ ^ もうすぐ別展開が起こりますので暫しお待ちを! (2020年3月11日 7時) (レス) id: f4059ec95f (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - はわわわ、2人のやり取りがほんとにきゅんきゅんきます!!! (2020年3月11日 3時) (レス) id: ac9357cec1 (このIDを非表示/違反報告)
chugi(プロフ) - みさん» リアルでも倉安さんくらやす過ぎて幸せですよね^ ^ ありがとうございますv まだまだ盛り上がっていきましょーv! (2020年2月20日 7時) (レス) id: f4059ec95f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:chugi | 作成日時:2019年10月27日 11時