perfect world 2

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膝の上に置かれた手を握り合わせて、章 大の髪を撫でながらこめかみに唇を寄せる。

甘い時間を過ごすのは、もっぱらこの座り心地の良いレザーソファ。

微笑む章 大と目が合って口づけを交わす。


「 … んっ 」

ちゅって、唇を離すと蕩けた表情の章 大。


「かわいい … 、明日も早いからベッド行こうか？」

こくりと頷くその小さな体を抱き上げて移動する。

その間、章 大の腕は俺の首に巻き付いて、唇が悪戯げに耳の後ろに触れたりして、


俺はゆっくり章 大の体をベッドに下ろすと、その体を擽り出した。


「ちょ …っ、あかんって ！あははっ ！！」

「悪戯する子にはお仕置きせななぁ」

「や っ、もぉ ややって っ！」

目に涙を浮かべて笑う章 大と目が合って、口づける。


「 … っん 、ん ふ 」

角度を変えて何度も。

それは体の奥の芯を熱くするのに十分なもので。


だけど、


「た だ、よし っ 、あかん、これ以上は…っ 、… 」


ごめんって謝る章 大がただただ愛しい。


大丈夫やから。

抱き合って眠りたいって、伝えたら、


「…おん」

ぎゅうってしがみ付いてきて、目が合ってまたキスを交わす。


触れるだけのものから、章 大の舌と絡ませて呼吸を奪いそうになるやつまで。

うるんだ目元にもキスをして、抱き締める。


「…好きや。 めっちゃくちゃ好き。ずっと一緒に居ってな？」


「おん。俺も、忠義の事が大好きや。ずっと一緒に居ような」

やから、こうして抱き締めてな？



幸せな夜。


そして、幸せな朝を迎える。

それの繰り返し。

それが嬉しい。



ずっと続けられたら、こんな幸福なこと、あらへん。






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