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翌日、約束通り章 大と一緒に掛かりつけとなる大学病院へやって来た。
診察では、応急処置が良かったから傷口の出血は止まっていて、細菌が入っている心配もないと言われて安心した。
「会計する前に寄りたいとこあるねんけど、いい？」
「うん。どこ行くん？」
章 大のあとについて行くと、
「 ここなん 」
たどり着いたのはリハビリステーションやった。
「通院したら必ずここで上半身… 、腕力やな。鍛えな筋力落ちてしまうし、トレーニングさせて貰ってるんよ。少し時間掛かるけど、いい？」
「うん。そんなんかまへんよ」
一瞬、章 大が脚のリハビリをしてるんやと嬉しく思ってしまった。
でも、手術せなあかんって言うてたの思い出して何も言えへんかった。
「こんにちは、ヤスくんのお友達ですか？もし良かったら待ってる間、施設を見学されてはどうですか？」
設置された長椅子に座って章 大の様子を見ていると、人の良さそうな若い男の人が声を掛けて来た。
「こんにちは、えっと … 」
突然の事に驚いていると、
「僕、ヤスくんの担当看護師をしていた神山と言います。初めまして」
「 大倉 です 」
「やっぱり、あなたが大倉さん！」
「え？」
「お噂はかねがね聞いておりました」
「えっ、どうゆう事 ？」
神山くんは ふふって笑って、
「ヤスくん！ちょっと大倉さん借りるねー！」
トレーニング中の章 大に声を掛けると、気付いた章 大が笑顔で手を振った。
展開について行けない俺は神山くんに腕を引っ張られるまま、
「大倉さんが知らんであろう、ヤスくん情報を提供させて頂きます」
院内の喫茶コーナーに連れて来られていた。
自販機で缶コーヒーを2本買った神山くんは1本くれて向かい側に座ると、
「施設の案内は後ほどに。
で、大倉さんはヤスくんの彼氏さんで間違いないですか？」
「 ありがとう。… 直球やな。
えーと、それは章 大から聞いたんかな？」
「いいえ。でも、ヤスくんあなたのことをめちゃくちゃ嬉しそうに話すから、そうかなと」
「ふは、ホンマに？」
素直に嬉しいな。
「実は僕、ヤスくんの事が好きなんです。もちろん、恋愛感情で」
「へぇ …… 、 えぇっ！？」
にこにこと笑いながら何言うとんねん、こいつ！？
話の展開に付いていかれへん！
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chugi(プロフ) - mayufujiyoutomoさん» いつもありがとうございます^ ^ 遅筆なのが申し訳ないのですが、待っていて下さる人の有り難みがひしひしと伝わっております。あったかいv まだまだ続きますのでまたお越し下さい(*^^*) (2020年4月2日 20時) (
レス) id: f4059ec95f (このIDを非表示/違反報告)
mayufujiyoutomo(プロフ) - 更新楽しみにしてました。これから先どんな展開なのか・・・ドキドキワクワクします。 (2020年4月2日 0時) (レス) id: e94c7fe551 (このIDを非表示/違反報告)
chugi(プロフ) - みさん» くらやすさんの好き好きがお伝え出来たのであればムフフv でございます^ ^ もうすぐ別展開が起こりますので暫しお待ちを！ (2020年3月11日 7時) (レス) id: f4059ec95f (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - はわわわ、2人のやり取りがほんとにきゅんきゅんきます！！！ (2020年3月11日 3時) (レス) id: ac9357cec1 (このIDを非表示/違反報告)
chugi(プロフ) - みさん» リアルでも倉安さんくらやす過ぎて幸せですよね^ ^ ありがとうございますv まだまだ盛り上がっていきましょーv！ (2020年2月20日 7時) (レス) id: f4059ec95f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chugi
| 作成日時：2019年10月27日 11時
