アソビゴコロ 〜Wedding？〜２【川村壱馬】

メッセージ ページ49

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壱馬先輩にそう言われたはいいものの
ほんとにそれはもうべったり

うれしいんだけど
あんまり近すぎても恥ずかしいって言うか…






健｢きゅまちゃん、これ美味しいからあげる。あーん｣


『あー…んぐっ、！？』


壱｢…てめぇ、俺以外の奴から貰ったもん食おうとしてんじゃねぇよ。お子様は飴でも食ってろ｣


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陸｢きゅまちゃん！見て、海こんなに綺麗なんだって！一緒に泳ご！｣


『わぁ、いいですね！でも、わたしうまく泳げなくて…』


陸｢大丈夫。引っ張ってあげる｣


『ほんとですか？それは助か…』


壱｢…1人で溺れてろ、あほが。海なんか入ろうとしてんじゃねぇ｣


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浦｢きゅまさん、同い年なんですよね？良かったら、仲良くなんて…｣


壱｢…翔平？｣


浦｢はいっ、引っ込みます！！｣






こんな感じでみんなとまともにお話もできません

何となく顔と名前は一致したけど
お話できないから
みんながどんな人だか全然わかんないな






『壱馬先輩』


壱｢あ？｣


『…わたしが来るの、迷惑でしたか？』


壱｢…は？｣


『壱馬先輩の大事なバイト先っていう居場所に部外者が入っちゃって…。やっぱり邪魔なんじゃないかって、』


壱｢…別に、そんなんじゃ、｣


『でも、わたしが皆さんとお話するの嫌がってますし…。今ならまだ引き返せ、』


壱｢ちげぇって、！つか…、普通に考えたら分かんだろ…｣


『やっ、やっぱり迷惑なんだ…』


壱｢…迷惑なら、最初から置いてきてる｣


『…じゃあ、？』


壱｢お前、あほだから…。誰にでも愛想振りまくし、すぐ懐くし、心配…なんだよ｣


『…なにがです？』


壱｢…っ、これ以上は言わねぇ！自分で考えろ、俺は寝る｣


『えぇ、！？』






仲良くするのが…心配？
なんでだろう…

そっぽ向いて寝ちゃった壱馬先輩を見てたら
誰かからLINEが届いた

見てみると、後ろに座ってる岩谷先輩から

岩谷先輩ここの人たちイケメン多いから、きゅまちゃんがとられちゃうんじゃないかって心配してんねん。

岩谷先輩アホやんなぁ。1週間も1人で置いてけないって言って連れて来たのは自分やのに。

岩谷先輩バイトの延長ではあるけど、きゅまちゃんが喜ぶような思い出できるんやないかって言ってたんやで。やから、変なヤキモチも受け入れたってな笑

とメッセージが送られてきた
そう、だったんだ…

優しいなぁ、大好き




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