アソビゴコロ 〜Wedding？〜２【川村壱馬】

自己紹介 ページ48

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『お、おはようございます…！はっ、はじっ…！初め、まして、！きゅましろAです！！！』






まっ、また噛んだ〜…！
よろしく〜、とひとりずつの自己紹介を聞くも
頭はパニック

1週間の旅行という名の
海の家のお手伝いに参加することになったわたしは
皆さんにご挨拶をすることから始まった

壱馬先輩はあたふたするわたしを置いて
お手洗いに行ってしまった

取り残されて
みんなの注目を浴びてしまったわたしは
勇気を出して自己紹介をしたんだけど…

まっ、眩しいです…！
壱馬先輩のバイト先の皆さんは
こんなにきらきらしていらっしゃるのですね…！？






翔｢あぁっ！きゅまちゃんや！｣


『いっ…、岩谷先輩だ〜…！！』






一気に自己紹介をされ
名前を覚えられる訳もなく
たくさんの質問を投げかけられ
受け止めきれずに困ってた時に来てくれた神様

思わず岩谷先輩の後ろに隠れてしまう






翔｢あ〜、もしかして俺のかわいいきゅまちゃんいじめてました？笑｣


陣｢そんなことせぇへんわ！笑｣


陸｢ビビらせちゃったかな、笑｣


健｢いや、けんたは大丈夫でしょ。ねぇ、きゅまちゃん｣


『あっ、神谷さん…。いたんですね、！』


健｢え、気づいてなかったの？笑｣


北｢きゅーまちゃーん、おはよ！｣






ぽん！と頭に手を乗せたのは吉野先輩
何だかんだ会うのは久しぶり
振り向いて おはようございます！ って元気に挨拶






瑠｢やっぱり俺らとは態度違うねぇ笑｣


山｢もっと癒しオーラ出してかないと｣


浦｢えぇ、わたくし癒しオーラは皆無なのですが如何致しましょうか｣


龍｢俺らは年下だから何とかなるかな｣


拓｢そんな簡単かな、笑｣


力｢はーい、揃ったか？｣






待ち合わせ場所は新幹線の改札口前
壱馬先輩と共にお手洗いに行ってた
今回の旅行を計画した力矢さんが来た

壱馬先輩はわたしが岩谷先輩の後ろに隠れているのを見つけると
こわい顔して近づいてきて
べり！と音がしそうなほど勢いよく
わたしを岩谷先輩から引き剥がした






陣｢おぉ、あれが有名な独占欲ってやつか！？｣


壱｢…陣さん、変な事言ってると、｣


陣｢壱馬、ごめんて…｣






久しぶりの岩谷先輩なのに〜、と
岩谷先輩に視線を送ったら
あとでね、と小声で言って笑ってくれた






壱｢…後でも何もねぇっつの、｣


『え、？』


壱｢お前、ずっと俺から離れんな｣




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