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『はぁ…、なんでイヤなの?』
pk「そりゃぁ…。ずっと一緒にいるんだし…」
『まーねぇ。あの時の私にはぴくとしかいなかったからなぁ』
pk「懐かし」
『んでも、今でもあんまり人と深く関わらないようにしてるけど』
pk「…。今日その人たちと話して、楽しいって思ったくせに」
『は?』
…なんでだろう。ぴくとには私が思っていることも、
『思ってないけど』
pk「嘘〜。また一緒に話したいって思ってるんでしょ?」
『…あ〜も〜そです〜そうですけど何か悪いですかぁ〜?』
pk「俺が妬く」
『勝手に妬いとけ』
pk「ひっっど!!」
めんど〜。お風呂入らなきゃ。
私は椅子から立ち上がり、リビングを出ていく。
pk「ちょ! どこ行くの!? 待っ…」
『お・ふ・ろ!!!』
まだ諦めきれず、付いてこうとするぴくとに大声で突き放し、
ついでにリビングのドアを勢いよく閉めてやった。
『…ったく』
ホント、こうなったらいつまでたっても諦めないのよね。
しばらくしたら戻るけど(チョロ)。
自室から着替えを取り、お風呂場へと入る。
私はパーカーを脱いで、洗面台の鏡に目を向ける。
『…はぁ』
お風呂はちょっとイヤ。だって…、
私の背中に、片方だけ、天使のような翼が生えているのが見えるから。
『……』
足元に落ちた一本の羽を拾い上げる。
『こんなの…、無ければ』
…なんて言っても、消えてなくなったりしないのに。
私はもう一度ため息をついて、服を脱いだ。
──────
『ふあ〜…。スッキリ』
タオルを首にかけて、リビングに入る。
pk「ん。もう終わったの? 早すぎない? カラスの行水?」
『カラスはアンタだろ神様』
pk「なんか口が悪くなってる…。それと俺は神様じゃないって」
とりあえずぴくとを無視して、冷蔵庫から麦茶を取り出す。
そのまま椅子に座ると、ぴくとがムッと顔をしかめて、
pk「ちょ、先に髪乾かすほうが先じゃん?」
『いいよめんどくさい』
pk「ダメ。乾かすからこっちおいで」
『えぇ〜…』
まあどうせ言っても聞かないので行くけども。←
ぴくとはお風呂場へと向かい、ちょっとしてドライヤー片手に戻ってきた。
そしてちゃっかり私を膝に座らせる。
pk「毎回髪乾かさないけど…、流石に俺も気にする。
なんでそんなにサラサラで綺麗な髪になるのか不思議」
『知らね』
pk「も〜…」
そう言いながらも、髪を乾かしてくれるぴくと。
…優しい〜。()
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ふぉっくす。キ○トカット(プロフ) - ぼっち。さん» コメントありがとうございます…!! ホントですか!? めっちゃ嬉しいですぅ…っ。これからも頑張りますね!!! (2021年10月26日 19時) (
レス) id: a5752012cb (このIDを非表示/違反報告)
ぼっち。 - 初コメ失礼致します！ふぉっくす。キ◯トカットさんの作品めっちゃ面白いです！応援してます！ (2021年10月22日 19時) (レス) id: bc0f7aeeba (このIDを非表示/違反報告)
ふぉっくす。キ○トカット(プロフ) - むぎむぎさん» わ″ーーーーー!!! 全部読んでくれたんですか!?!? えぁッ、ありがとうございます!!!! (2021年9月20日 19時) (レス) id: a5752012cb (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - ふぉっくす。キ○トカットさん» 作者様の作品全て読ませていただきました…！全部面白くて、ドキドキしちゃいます…！！作者様の執筆される作品が大好きになりました！！！ (2021年9月20日 7時) (レス) id: 84637ca1a3 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉっくす。キ○トカット(プロフ) - むぎむぎさん» うわわ…!!! ありがとうございます!!!! めちゃめちゃ嬉しいです…っ!!!! 頑張ります!!!! (2021年9月19日 21時) (レス) id: a5752012cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぉっくす。キ○トカット | 作成日時：2021年7月22日 20時
