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幻月286 ページ5

それから教務室まで恭弥に道を教えてもらって2-Aの教室まで担任と行く。

「席につけ転入生を紹介するぞ」

担任の隣に立つ私はキョロキョロと辺りを見回す。
あ、ツナ、古里さん、山本君、獄寺君、京子発見。

ふと京子と目が合うと「あっ」と嬉しそうに立ち上がる。

ツ「ど…どうしたの。京子ちゃん」

京「嬉しいっクロームちゃん!!」

そしてツナと目がこちらを見る。


ツ「ええ!!クローム!!?」


『やあ』と手を挙げれば並盛トリオはただただ大きく目を見開いた。





ーー
ツ「骸に黒曜を追い出された?」


昼休み。
私は並盛トリオと了平さんと屋上にいた。


『そう。朝起きたら「出ていくように」との置き手紙と並中の制服があってさ。

黒曜ランドはもぬけの殻だったんだよね』

ツ「やっと骸、帰ってこれたのに。あいつ何でそんなことを…」

獄「骸の野郎…牢獄から出たらクロームは用済みってことかよ…」

ツ「っ、ご、獄寺君!!」

獄寺君は私を見て「あ、悪りぃ」と気まずそうに目をそらす。

『……気にしないで』

うん。全然気にしてないから。

リ「どっちみち、こうなっちまった以上クロームを並盛に迎えてやらねーとな」


ドン、っという効果音と共に現れるリボーン君にツナが名を呼ぶ。

ツ「朝から どこいってたんだよ!!」

リ「クロームの事で骸に呼び出されたんだ」

ツ「え!?」

……骸に?

リ「骸達は術士のフランを獲得するためにフランスへ渡らなきゃならねーからその間 クロームを並盛に置いていくそうだ」

ツ「術士のフラン!?未来でヴァリアーにいた?」

リ「そうだ」

ツ「でもなんでクロームだけ…?」

リ「さあな。クロームの生活費はオレが預かってきたぞ。まずは宿だがヒバリに頼んでおいた」

『それは本人から聞いたから知ってる』

リ「本当はヒバリ以外の家って言われたんだがな。
クロームにとってヒバリの近くの方が心が安らぐだろ」


…それは…まぁ…

頰をぽりぽりとかけば「そうと決まれば」とリボーン君は笑う。




リ「クロームの歓迎会ぐらいやりてーな」

『っ、え…でも迷惑じゃ』

ツ「全然迷惑じゃないから!!
むしろオレもしようかなと思ってたところだし」

……ツナ…


『あ、ありがと』


笑い合うとキーンコーン、とチャイムが鳴り響いた。


授業に遅れまい、と私達は教室へと向かう。
ツナはリボーン君に話があるみたい…なんだろ?



あ、恭弥に歓迎会に出る事知らせなくちゃ。

幻月287→←必読


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天舞姫(プロフ) - 完結おめでとうございます!!雲雀さんの前で前世の男の子のことを言ってしまい、雲雀さんが嫉妬をしてからの、イチャイチャをお願いします! (2017年3月3日 18時) (レス) id: 1412c3226a (このIDを非表示/違反報告)
小鳥 - 続編おめでとうございます!無事にクロームを助け出すことが出来てホッとしてます!お願いですから次はクロームと雲雀さんのイチャイチャください。よろしくお願いします(。-_-。) (2017年1月15日 15時) (レス) id: e0518395b2 (このIDを非表示/違反報告)
夏乃(プロフ) - 待ってました!続編おめでとう御座います!今回はクロームと恭弥といちゃいちゃ豊富ですかね!?←今からたのしみでしかたありません!今回も楽しみにしてます!頑張ってください!応援してまーす! (2017年1月13日 22時) (レス) id: 9a354b086e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:稔白ニャンコ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年1月13日 0時

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